2003年12月1日月曜日

墓場に持ってゆく数曲

精神、肉体、忍耐、プライドがズタズタの状態で12月を向かえ、あまりに疲れているので、思いつくままに、墓場(あるいは無人島)に持っていく曲(演奏者を問わず)を選んでみた。列挙してみたら意外な結果になってしまった。ずいぶんと偏った選曲である・・・。仏蘭西ものがほとんど選ばれなかったのは、曲を知らないからのようである・・・・

墓場三曲

モーツアルト「レクイエム」
マーラー交響曲第2番「復活」
バッハ「ロ短調ミサ曲」
…三曲とも合唱付の曲が選ばれた。バッハのマタイ全曲はチトつらいかもしれない。フォーレの「レクイエム」は選びたいのだが、墓場に人気の曲なのであえて挙げず。墓場に持ってゆくのに「復活」はないだろうに、と思うよ。

墓場五曲

シベリウス交響曲第5番
マーラー交響曲第5番
…マラ5の冒頭は葬送の音楽だが、結果的には、どちらも前向きな曲ではある。墓場に向かって意気揚々と進むのである。

墓場七曲

シベリウス交響曲第7番
ブルックナー交響曲第7番
…どちらも、永遠を感じさせるでしょう。

墓場九曲

マーラー交響曲第9番
ブルックナー交響曲第9番
…やっぱり、ひとつの境地ですから、はずせませんね。

墓場十一曲

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」
ワーグナー「ニーベルングの指輪」(全曲)
…墓場にワーグナーとは、ずいぶん脂ぎっているように思えますが、墓場はなにせ孤独で退屈ですから、長い時間かかる音楽と愛が必要なのです。ついでにプルーストも持ってゆきますよ。

墓場十三曲

モンティベルディ 「聖母マリアの夕べの祈り」
マラン・マレ「ヴィオール集」
…ワーグナーのあとは静謐に祈りましょう。

墓場十五曲

プロコフィエフ ピアノ協奏曲第2番
ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番
…墓場のなかでグロテスクなジークでも踊りますか。

墓場十七曲

モーツアルト「コジ・ファン・トウッテ」
モーツアルト「ドン・ジョバンニ」
…モーツアルトの歌劇なら、何でもいいんです。

墓場その他(曲番を特定できない)

バッハ 無伴奏フルートソナタのうち数曲
バッハ 無伴奏チェロソナタから数曲
バッハ 平均律かインヴェンションなど鍵盤曲
モーツアルト ピアノソナタから数曲
ベートーベン ピアノソナタのうち後半から数曲
ベートーベン 弦楽四重奏曲のうち後半から数曲
ラヴェルのピアノ曲、室内楽曲から数曲
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲から数曲
バルトーク 弦楽四重奏曲から数曲
…もはや、墓場のための選曲ではないな。