2004年7月26日月曜日

映画:ゴッド・ファーザー(デジタル・リマスター版)

「ゴッド・ファーザー」(デジタル・リマスター版)を期間限定で上映しているというので(ユナイテッド・シネマ・としまえん)観てきました。


言わずと知れた超名作ですから、今更内容について語る愚も冒しますまい。このパート1は劇場で見るのが始めてだったのですが、「いやあ映画って、本当にいいものですね」とか思わず漏らしてしまいました。「完璧」と評するほどには他の映画を知らなすぎますが、まあ自分的にはベストに近いですね。






デジタル・リマスター版とのことですが、フィルムに退色はあるものの作品自体の価値は全く色褪せていないどころか、今時このような映画を作ることができるのだろうかとさえ思ってしまいます。3時間にも渡る大作ですが、どのシーンも見逃せないといったところ。現代の映画に比べるとテンポ感が遅めではありますが、逆に現代の映像が速すぎるのではないかとさえ思えてしまいます(>というかオレが年なのか)。


内容は、とにかく、重い、熱い、そして深い。マーロン・ブランドがこの役を演じたのは47歳のとき、役作りの見事さもさることながら、映像での圧倒的な存在感には畏怖さえ覚えました。あと、やっぱりアル・パチーノですかね。最初は青年の顔だったのに、映画が終わる頃には、まさにゴッド・ファーザーの顔つきになりきっている。

暗殺シーンの生ナマしさは、最近の映画と比べても異質な迫力を有しています。ラストの教会での洗礼に絡めたシーンも凄い。残酷なシーンだが練りに練られていて、上質のワインとかコニャックのよう。聴きなれたニーノ・ロータの音楽も映画と一緒に観ると一層の哀愁が漂います。


現代から失われた父性とか家族愛、若者の野心など、いくつものテーマを内包しつつ、色々な意味で不朽の名作であることは間違いないようです。ギャングの家族が揃ってメシを食っているシーンなど、本当に良いですね(^^)。


パート2、パート3も劇場でやってくれないでしょうかねえ。>って調べたらやっているよ。