2004年8月18日水曜日

最近読んでる本など

Classica のiioさんのブログを読んでおりますと、その読書センスの良さに惚れ惚れしてしまいます。今回もニコルソン・ベイカーの「中二階」という本を紹介しているのですが、以下の部分が振るっています。


店に入ると、”二本の指でとことこ歩き”の動作でもって、アルバムを次々と繰っていく。たまに同じアルバムが何枚か続くと、まるで昔の五セント映画の原始的なアニメーションのように、<ドイツ・グラモフォン>の装飾的な黄色のタイトル枠の下で・・・




このフレーズを読んだだけで、中学時代、ちょっと高ぶった気分とともに入ったレコード店での手触りやにおいのようなものまで思い出しました。このエントリーには色々な方が反応しておられますが、どこか琴線に触れる描写なのですね。前後の脈略は不明ですが、この紹介だけで読んでみたい気になります。


最近はネットショッピングも盛んになってきましたから、店頭でのこういう感覚は、次第に薄れてくるのかと思います。CDのワゴンセールで輸入CDを放出している部分に、クラヲたちが集まって、物凄い勢いでCDのドミノ倒しをやっている様とかも、そのうち消え去るのでしょうか(笑)。


そういえば、初めて買ったLPとCDってのは何だったのかと思い出してみると、LPはメータの惑星、CDは、ビル・エバンスとジェレミー・スタイグ(Fl)の枯葉であったような気がします・・・ああ、遠い過去。


さて、最近の私の読書生活を振り返ってみますと、どうしてこんなにつまらない本ばかり読んでいるのだろう、というようなものばかり。趣味の悪さにゲンナリしてしまいました。


  • ゲーテ:ファウスト(池内紀訳)

  • ドストエフスキー:罪と罰 (工藤精一郎訳・・・再読)

  • 森鴎外:ヰタ・セクスアリス、舞姫、興津弥五右衛門の遺書、阿部一族、佐橋甚五郎、鶏(一部再読、短中編・・・森鴎外って面白いですか?)

  • 柄刀一:ifの迷宮(「宮部みゆき」が絶賛していたのだが、なんか、つまらん、途中)

  • 宮部みゆき:理由(その「宮部みゆき」がツボを突かない、途中)

  • ベルンハルト・シュリンク:朗読者


感想とかは、思いついたら書きましょう。こんな本の感想なんて、誰も読みたくないでしょうし・・・