2005年4月22日金曜日

歌舞伎座の建替え・・・

お気楽草紙というブログで、歌舞伎座の建替えが発表されたとのエントリ。

歌舞伎座は明治22年から数えると四代目になるのでしょうか。現在の形式での新築は大正13年、東京藝術学校(現東京藝術大學)教授の岡田信一郎氏の設計によるもの。震災で焼けたりしていていますが鉄筋コンクリート造です。三代目の歌舞伎座は現在と似ていますが、正面に入母屋造の立派な屋根があることが歌舞伎座のフラッシュ画面を仔細に眺めるとよく分かります。

震災後の修復は昭和26年(1951年)になされています。機会があって、楽屋を覗いたこともあるのですが、表の華やかな世界からは想像もつかないような裏の古さにびっくりしたものです。襖の高さも1.8mなかったような・・・。幹部俳優には部屋が与えられていて、外には「幸四郎」とかの暖簾がかかっています。幹部俳優でも一部屋しかない方や、二間続きの部屋の方とか待遇が違うようです。当然、大部屋俳優は寄り合いですね。勘三郎さんの写真集などでもそれとなく伺いしれます。


古い建物ですが幕見席などに並んでしみじみ眺めますと、化粧垂木や肘木までコンクリートでできていて、よく作ったものんだと感心しす。歌舞伎座サイトによると、瓦などは現在ではもはや造れないようなものなのですとか(粘土が違う)。


私もいつまで東京に居て歌舞伎座に通えるのか知れませんが、願わくは新しい歌舞伎座でも「幕見席」がなくならないことを切に願うだけです。


それにしても、歌舞伎座のサイトで知ったけど客席数は幕見を含めて 1866席。サントリーが確か2000席前後。歌舞伎は昼から夜遅くまで、ほとんど毎日公演している。勘三郎の襲名披露など三ヶ月連続で公演しているにも関わらず席の入手は極めて困難。ひるがえってクラシック音楽、大ホールを1ヶ月も延々と満席にし続ける公演なんて考えられるでしょうか。それ以前に、1ヶ月も同じ演目を演奏し続けるなんて考えられます?>演奏家の方々