2005年7月11日月曜日

映画:スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐


本日はユナイテッドとしまえんにて話題の「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」と「宇宙戦争」のダブルヘッダ、どちらも並ばずに観ることができました。スター・ウォーズと宇宙戦争は休憩をほとんど挟まず、劇場出て券買ってまた劇場に入ったら、もう本編が始まっていましたので結構疲れました。


内容は、細かく書くと「ネタバレ」(っていうんですか?)になりますが、あちこちでイロイロな方が熱く語るでしょうから、私はさらりと書くに留めます。




本エピソードはアナキンが次第にダークサイドに堕ちて行くさまが書かれるているのですが、アナキンの行動が短絡的にして性急で説得力に乏しい。また展開が速すぎる点など気になる点も少なくはないですが、それでもスターウォーズは本作をもって再び伝説になったような気がします。


まず、全てのシーンが今まで見たこともないようなものばかりで度肝を抜かれます。1978年のエピソード4も当時本当にびっくりしたものですが(そもそも最初から「エピソード4」だったのが話題になったのが懐かしい)、この作品で円環のように様々な事象がひとつにつながり、完成された物語になりました。ようやく今までのスターウォーズを観終わった後に残った不完全燃焼を覚えることもなく、全き満足感を得ることができました。


考えてみたら当時高校生の私が、27年も経てスター・ウォーズの完結編を観ることになるなど、思いもしなかったものです。現代のようなスピード化社会において、構想の壮大さだけにおいても賞賛に値するものです。全てが繋がる環のようという点においても、観ていてワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」を想起してしまいました。ダース・ベイダー誕生のあたりで彼のテーマが流れるなど、示導動機的な音楽の使い方をしています。思わず「剣の動機」を思い出したりして・・・


当時のパンフレットに確か「懐かしい(ノスタルジーを感じる)未来」というフレーズがあったと思います。今回も描かた映像空間は極めてSF的ですが妙に既視感ある風景として描かれている点には驚きます。27年前の映画を思い出すからでしょうか。映画の最初から最後まで、どこのシーンを取っても完璧な映像で、ヲタク的に「語られる」内容を持っている映画です。その意味からもシリーズ中の傑作のひとつと言って間違いないでしょう。


あまりにも楽天的過ぎるな感想ですが、深いことや難しいことは考えずに楽しむのが正解かと。ラストのタトゥイーン(実際はチュニジア)に昇る二つの太陽は、ルークとレイアを示唆し、物語の終焉と新たなる始まりを表していて、まさに象徴的でありました。