2006年7月5日水曜日

[読書メモ]坂口安吾

坂口安吾の作品をいくつか読んでの雑感。



  • 若さゆえの肉欲を抑えきれない精神
  • ロマンチストゆえに恋愛と肉体の愛のハザマにあって、肉体の愛を究極までに純化することによって、あからさまな欲情をカモフラージュした
  • すなわち、女性には精神的な要素を認めず、現代から考えると蔑視とも取れるかのような存在として描く
  • それは「白痴」という正常な精神を有さない女性であったり、肉体の要求のまま生きている淫売であったりする
  • そして行為を許容したり拒否しながら、行為そのものへの欲求を客体化させてしまう
  • 自分をひたすらに堕落せしめているとは言っても、所詮は気ままな男のやけっぱちさ?
  • 堕ちた所から見えてくる姿、そこから斬ること