2007年2月23日金曜日

[NML]Sophie Yatesのクラヴサンでヘンデルの組曲を聴く

Sophie Yatesの演奏によるヘンデルの鍵盤曲をNMLで聴いてみました。Vol.2では組曲No.1~5を、Vol.3ではNo.6~9を聴くことができます。




ヘンデルはJ.S.バッハやドメニコ・スカルラッティと同年の1685年に生まれています。スカルラッティはホロヴィッツに限らず、ピアノ奏者が時々取り上げる作家ですから少しは馴染みがあるのですが、考えてみるとヘンデルの鍵盤曲など私はさっぱりです。ヘンデルの諸作品を聴きながら気付きます。Yatesが良いとか言う以前に、私は古楽どころかヘンデルが何者であったのかさえ知らないことに。


第5番ホ長調(HWV 430)の終曲は「調子の良い鍛冶屋」として有名ですが、変奏曲としては少し単純。むしろ短調の曲に魅力を感じます。特に第7番ハ短調(HWV 432)の終曲のPassacaille(パッサカリアの主題と3つの変奏)は、かなり激しい調子となり鍵盤を駆け巡り、聴いていてドキドキします。重層的な音符の重なりは、オルガン的な雰囲気さえ漂わせ感動的でさえあります。