2007年9月15日土曜日

福田氏優勢らしいですが・・・パキスタンについてです


自民党総裁選ですが福田氏が、あっという間に党内シンパをつくり麻生氏を圧倒したようですね。安倍元首相は「テロとの戦い」を主張して、テロ特措法によるインド洋上での海上支援活動を進めることが、自分にとって一番大事なことと判断していました。


しかし、肝心のそのパキスタン政府ですが、現在日本以上に政局は混沌としています。



米国に支えられたムシャラフ現大統領と、7年の国外追放の後に戻ってきたシャリフ元首相*1)。国内の反米意識の高まりからムシャラフ現大統領の国内での支持率は低く、ビン・ラディンの方が人気との報告もあるそうです。2007年11月の総選挙にはブットー前首相*2)も加わります。反米野党がムシャラフ政権を倒し、更にパキスタンがISAF(国際治安支援部隊=国連安保理決議1386号)から離脱したら・・・。まあ、イロイロ複雑なことになるでしょうねえ。パキスタンはずっと親米政権を維持*3)していまいしたが、アメリカにも日本にとってもパキスタンって微妙かと。


そういう意味では、日本の政局よりも興味深かったりします。日本は所詮自民党内での権力闘争、誰がなったって一緒でしょうから。


上記のエントリは、安倍さんがあんなに拘ったテロ特措法について、ヒマだったんで昼休みにネットで調べた*4)程度の知識をベースにしていますから、深く突っ込まないでくださいよ。給油されている燃料の8割が実はイラク戦争に使われているという江田議員の指摘もあったように、ワイドショーで知識を仕入れている方の方がお詳しいかと。



  1. シャリフ元首相は9/10の帰国と同時に国外に再追放されたままです。
  2. ブッドー元首相は10/18に帰国すると発表されています。彼女は帰国に際してシャリフ元首相のようなメにあうことはなさそうです。
  3. パキスタンにとって「テロとの闘い」は国内的にも大きな懸念事項であり、その点はムシャラフ大統領と同じ認識なのでしょう。しかしシャリフ氏のbrotherがTIME誌のインタビューに、次のように語って、ムシャラフ大統領との立場の違いについて言及しています。


    This issue of terrorism is as much an issue for Pakistan as it is a Western issue. But somehow, because of this strained environment, because of his relationship with the U.S., people have come to believe that Musharraf is only an American stooge supporting an American agenda, which is not correct. Extremism and terrorism is Pakistan’s problem, and Pakistan’s job to combat. It is on our agenda, and we must fight it, but fight it differently than how we have been doing.


    Interview: Shahbaz Sharif on His Brother

    Thursday, Sep. 13, 2007 By ARYN BAKER/ISLAMABAD

    http://www.time.com/


  4. 9/15に追記、一部修正しています。