2008年2月18日月曜日

Red Priestの「四季」


Red Priestとは「赤毛の司祭」、まさにヴィヴァルディのあだ名をアンサンブルの名にした、イギリスの非凡なるバロックアンサンブル*1)。昨年は「パイレーツ・オヴ・ザ・バロック」とか銘打って日本公演も行ったみたいです*2)



Red Priest's Vivaldi's Four Seasons

Piers Adams(Recoder),Julia Bishop(vn),Angela East(vc),Howard Beach(cemb)

Dorian Recordings PR003






かつてアーノンクールの、そしてイル・ジャルディーノ・アルモニコの「四季」にもびっくりしものですが、本盤も勝るとも劣らぬオドロキの演奏です。


曲の冒頭を聴いたときは、こいつはちょっとキワモノで間違えたかと思ったものの、一瞬にしてそんな杞憂を吹っ飛ばす演奏!この鋭さ、この躍動感、そして楽しさ。耳タコの「四季」に新たな一枚が加わったといった感じ。


特にPiers Adamsのリコーダーは超絶的で度肝を抜かれます。ソロ・ヴァイオリンのパートを、凄まじいテクニックで吹ききります。その爽快さ、快感、愉悦。リコーダー的な晦渋さ、重さ、愚鈍さは微塵もありません。イカした野郎が踊りまくっています。


Amazonレビュで*3)冬の暖炉の火のはぜる音がレゲエのリズムに近くなっているのはちょっとやりすぎかもしれないと書かれている方がいましたが、冬の第二楽章。リコーダーなしの演奏ですが、もはやクラシックに聴こえませんね、私は悪くはないと感じましたが。


アルバムには「四季」をイメージする詩も添えられており、ゆっくりと解説を読みながら再聴したいところ。
コレッリの「クリスマス協奏曲」も同時収録されています。


  1. 公式HP→http://www.piersadams.com/RedPriest/index.html

    Pier Adams公式HP→http://www.piersadams.com/PiersAdams/index.html
  2. アレグロミュージックによる日本公演HP→http://www.allegromusic.co.jp/RedPriest.htm
  3. Amazon.co.jp→http://www.amazon.co.jp/gp/product//B0000CERI1/