庭には力強さが必要
石と語り合うこと
保存するなら草木を伴わない枯山水
枯れているほど自然
古いものも古いから愛でるのではない、現代に通じるから
芸術は生活の中に、だから生活も芸術とともに
時代は大きな転換期、自分もとうに還暦を過ぎた。何に関心があり、どう考えていたか、記憶と思考の断片をつなぐ作業。将来の何に「投資」するか、自分を断捨離したときに最後に残せるものは何か。私的なLife Log、ネット上の備忘録。
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1983年に開業した、丹下健三設計の赤坂プリンスホテルが、解体されることになっています。すでに2011年3月に閉鎖されています。
四半世紀、赤坂のランドマークとして親しまれていた建物です。クリスマスの時期ともなると、壁面に巨大なツリーのイルミネーションが、昭和的な雰囲気を醸しておりました。
それにしても、日本の建築寿命、短すぎないでしょうかね。
赤坂プリンスホテル、最後の勇姿。
@YouTube 動画をお気に入りに追加しました http://t.co/SpLhHKzP J.P. Rameau - Gavotte avec doubles - Blandine Rannou
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) January 31, 2012
解体される九段下ビルで「さよなら九段下ビル」というアートイベントが開催されています(2011年12月13日から26日)。
最後の住民である画家 大西信之さんの呼びかけを受けて、ビルの一角で若手アーティストの作品を展示しているとのこと。建物内部を見るのも、これが最後の機会だそうです。
朝日新聞の12月13日に紹介記事が出ていましたので、ちょこっと見てきました。
現在は以下8人のアーティストのインスタレーションが展示されています。
勝亦かほり 加藤久美子 金田翔 桐生眞輔 久次米毅
田中一平 伯耆田卓助 増田悠紀子
作品はよく理解できませんでしたけれども、解体前の朽ち果てようとする建物に、若者のアートエネルギーが静かに灯っており、時間の流れと若干の鎮魂の歌を聴いた思いです。
九段下ビルが解体になるとのことで、アートイベントが開催されていますので、仕事の合間にパパっと行ってきました。
このビルは1927年に竣工した耐火建築の店舗兼住宅で、南省吾による設計で、かつては今川小路共同建築と呼ばれていました。関東大震災の後の震災復興助成会社により建設され、震災後を代表する建築でした。
今年の東日本大震災により被災し、改修よりも解体が選択されたようです。
先ずはビル外観から。既に廃墟っぽいです。
中に入ってみます。
ゲゲ、これが都内のビル?と眼を疑います。
屋上に出てみます。
向こうに最近できた高層ビルが見えてます。