2017年1月18日水曜日

クラーナハ展 国立西洋美術館

クラナッハと教えられてきたように思うが、クラナーハという呼び名になるらしい。
妖艶さと背景の黒に参る。
滅多に観れないものを見させていただいた、という感じ。







2017年1月9日月曜日

2016年11月27日日曜日

2016/11/27 国立名人会 寄席 国立演芸場

国立演芸場で落語を聞いてきました。
実は人生経験の中で、生の落語を聞くのは初めて。

国立演芸場という高尚な場所ではありますが、そこは落語、肩が凝るようなものではなく、十分に堪能できました。





  • 落語「松山鏡」 三遊亭 春馬

  • 新作落語「東急駅長会議」 夢月亭 清麿

  • 落語「包丁」 春風亭 一朝
  • 新作落語「ぐつぐつ」   柳家 小ゑん
  • 俗曲 桧山 うめ吉

  • 三遊亭圓朝=作
    落語「文七元結」 三遊亭 遊三
演目には新作落語が二つ入っており楽しめます。「東急駅長会議」などは関東圏でしか受けないのではないかとも思えますけど。東急線に馴染みが無くても笑えます。そこはそれ、落語ですから東急線沿線に住む人たちの意識対しに、若干の毒があります。こんなネタが成立するという、そのこと自体もです。

「ぐつぐつ」は、終わった後も、頭の中で「ぐつぐつ」と繰り返し呟いてしまいます。まさに語りの勝利。

とはいえ、終美を飾るのはやはり最後の演目でして、こういうのを聞きますと、落語も歌舞伎や能と同様に、残すべき日本の芸能であるとの思いを強くしました。たまに聞いてみるのも良いものですね。

2016年10月25日火曜日

2016/10/21、24 フライブルク・バロック・オーケストラ @トッパンホール

10月21日と24日に、トッパンホールでフライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)の二公演を聴く機会があり行ってきました。

FBOは1987年結成されたドイツを代表する古楽オーケストラのひとつで、音楽監督を務めるヴァイオリン奏者、ペトラ・ミュレヤンスとゴットフィリート・フォン・デア・ゴルツの二人がFBOを牽引しています。今回の演奏も、二人のヴァイオリンソロを含むプログラム。

始めて聴くオケですが、非常に楽しく、心浮き立つような演奏会でありました。





■10月21日 トッパンホール
Programme A

ヴィヴァルディ: 歌劇「オリンピアーデ」より 序曲 RV725
J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042
フライブルク・バロック・オーケストラ
ヘンデル: コンチェルト・グロッソ イ長調 Op.6-11
ヴィヴァルディ: シンフォニア ロ短調 ≪聖なる墓にて≫ RV169
J.S.バッハ: 3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV1064R
コレッリ: コンチェルト・グロッソ ニ長調 Op.6-1

■10月21日 トッパンホール
Programme B
ヴィヴァルディ: 2本のヴァイオリンとチェロのための協奏曲 二短調 RV565
          (合奏協奏曲≪調和の霊感≫Op.3より 第11番)
J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041
コレッリ: コンチェルト・グロッソ ヘ長調 Op.6-2
ヘンデル: コンチェルト・グロッソ  ニ短調 Op.6-10
J.S.バッハ: 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
ヴィヴァルディ: 4本のヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV580
          (合奏協奏曲≪調和の霊感≫Op.3より 第10番)


トッパンホールの二公演は演目がかぶることはなく、ヴィヴァルディにはじまりバッハやヘンデル、そしてコレッリと、変化に富んだ曲目。

ソロヴァイオリンのミュレヤンスさんは非常に柔らかにして、全身から音楽表現をするようなスタイル、一方のゴルツ氏は体も大きいのですが、堅実な印象。二人の音楽監督のキャラクターの差が際立っています。オケの統率力とアンサンブルの精度には息をのむほどです。

ソロも自己主張して浮き立つようなものではなく、家族的とも言えるほどのオケとの一体感です。FBOのアンサンブルの響きの心地よさといったら格別で、聴こえている音以上の、音の波動というかざわめきに包まれるようです。音の揺りかごとでもいいましょうか、最初の一音から虜になりました。居眠を誘うというわけではありませんよ。

ヴィヴァルディについては、ドイツオケだからという先入観と偏見なのかもしれませんが、それほど弾けて先鋭的な演奏スタイルではありません。それでも、ヴィヴァルディらしい明快さと快活さは十分。バッハやヘンデルは流石といったところなのでしょうか。J.S.バッハのバイオリン協奏曲第1番や、同じく二つのバイオリンのための協奏曲など聴かせてくれます。オケメンバーひとりひとりがソロ奏者としても十分な力量を持っていて、それが際立ちながらもアンサンブルの中に溶け込んでくれます。

バロック音楽で、しかも宗教性のない器楽曲が中心でしたので、音楽を聴いていて緊張感を強いられることがなく、素直に心のストレッチになりました。

2016年10月7日金曜日

ギャラリー須知 「重力」 final

ギャラリー須知で開催中の「重力」finalに行ってきました。

相変わらずの実力者による凄い絵ばかりで、圧倒されてしまいました。






2016年9月19日月曜日

ハーデンベルギアとパンジー

春に咲いていた花ですが、改めて少し大きめのサイズで描いてみました。もう少し描き込みたいところです。背景も気に入りませんし。

アクリル 画用紙

2016年8月25日木曜日

映画 シンゴジラ

感動とか、凄いとかいうより衝撃。

日本の危機管理において、会議会議の連続は笑えるというか、身につまされる。
誰もが言及する、都市の破壊シーンはカタストロフ、ねじくれた快感を覚える。これは一体何だんだろう。ゴジラには、やっぱり都市をメチャメチャにしてもらいたい、という願望。



2016年8月19日金曜日

北澤美術館 ルネ・ラリック

夏休みを利用して諏訪湖の辺りにある、北澤美術館で開催中のルネ・ラリック展に行って来ました。
ガラス製法の多様性と神秘さ、美しさに触れることができる展覧会でした。





2016年8月18日木曜日

スピーカーを修理に出す

ウーハーのエッジが経年変化でボロボロになっており、音も出ていないようなので、スピーカー修理専門店に出すこととしました。

ONKYO D-77Xです。購入は1987年頃だったでしょうか。

一本30kgくらいあるので、そのままでは送れません。ウーハーを外して送ります。

しかしこれまた鉄とコイルのかたまりで重いことと言ったらありません。



段ボールもウーハーサイズに合わせてカットしました。

DIYが苦手な身には、ひと仕事でした。




うまく治ってくるでしょうか。

2016年8月10日水曜日

田中英生 個展 高島屋日本橋

 田中英生さんの個展を観てきました。

非常に個性的で緻密で、しかも静かな絵を描かれています。

こういう絵も写実絵画の区分に入るのでしょうか。高島屋美術部の紹介では、シュールでリアルな絵画世界とあります。

抑えた色使いといい、田中さんの画風がわかる個展でとても楽しめました。





絵も、思っていた以上に大きくて、何度も個展会場を行ったり来たりしてしまいました。



2016年8月6日土曜日

未踏への具象 ざ・手わざ

水墨画による細密画を描く 山口英紀
鉛筆画による細密画を描く 篠田教夫
芸大鋳金科の非常勤講師 高橋賢悟

そうそうたるメンバー

~未踏への具象~
ざ・てわざⅢ

てわざによって裏づけられる多様な表現をお楽しみください。
[出品予定作家]
蒼山日菜、榎俊幸、江本創、大矢英雄、大畑稔浩、小川泰弘、小尾修、木津文哉、
篠田教夫、島村信之、杉本克哉、中堀慎治、はがいちよう、前原冬樹、池永康晟、
小野隆生、加藤巍山、金子豊文、高松和樹、塚本悦雄、益村千鶴、満田晴穂、
山口英紀、後藤温子、秋濱克大、髙橋賢悟
(順不同・敬称略)