2022年4月6日水曜日

世の中は完全に変わってしてしまった

 ロシアのウクライナ侵攻(侵略)、それに伴うロシアに対する経済制裁、欧米日の報道などを見ているにつき、世の中が完全に変わってしまっていることを知る。


これは、2020年のアメリカ大統領選挙と構図が同じだ。大手メディアはバイデン寄りの発言をし、トランプが主張する不正選挙を陰謀論的な虚偽とした。そしてその真相はいまだに分からない。というよりも、バイデン寄りの大手メディアの報道の勝利に終わった。トランプ派は何一つ証拠を提示できず、彼らの主張が通ることはなかった。


そうこうするうちにコロナ騒ぎが始まった。またしても大手メディアはコロナの脅威を煽る。一方でコロナやワクチンに対する疑惑の声は、米大統領選挙でトランプ派の主張が封殺されたように、ここでも反コロナ、反ワクチンの主張は「危険思想」として更に圧殺された。ワクチンしか解決がないという風潮がおかしいと言うことさえできない。世界中の大多数の国民は、それに異議さえ唱えず諾々と二度三度とワクチンを接種している。


コロナがそれ程の厄災にならないとなってきた矢先に、今回のロシア・ウクライナ戦争である。相変わらず大手メディアはロシア=悪として報道し、ロシア制裁を強めている。しかしロシア制裁によりメリットを享受しているのは、ロシアそのものであり、ロシアのエネルギーなどに頼っていたドイツをはじめとする欧州諸国は自死の方向にある。


コロナの際にも食糧危機が喧伝されたが、今回はエネルギーと食料危機が同時にやってくる。すでに物価上昇の波が応酬を襲っているらしい。日本などまだかわいいというか、暢気なものだ。


このような動きに揺り戻しがないならば、間違いなく西側諸国の経済は困窮し、米ドル覇権体制は崩壊する。世界の構造が変わる。世界の覇権が変わるだけなら良いが、今まで経済的に優位であり生活を謳歌していた西側陣営が徹底的に衰退することとなる。


西側自由陣営を衰退させ、露中の共産主義が覇権となること、これがグレートリセットの正体なのか?


世の中の動きが早すぎるが、QE中心の金融バブルもいずれ崩壊するだろう。ドル覇権が崩壊するということは、通貨についてもリセットされるということだ。幻としての貨幣に意味がなくなる。こうしてキーボードを打つ電子的なデータも、エネルギー電力が枯渇すればアクセスさえできない。


一般的な人々にとってバーチャルなものは死に絶える。物理的なものしか意味がなくなる。


そんな世界が来るのか?


まだ来ていない厄災といえば、天災くらいなものだ。地震と火山の噴火。そうか、それがまだあったか。国家や国民を徹底的に打ちのめす最終兵器が。


油断はならない。


今の段階で何の準備をしておくかだ。


貨幣に意味はない。使えるときに使えだ。出来る経験は今しておけだ。


かつて普通にできたことが、コロナによりできなくなった。

これから、更に出来ることが少なくなる。


このタイムラインを選んだのはいつだ?

どうして世界はこのタイムラインになってしまったのだ?

いつが分岐点だった、違うタイムラインは存在したのか?


いやタイムラインなど複数存在などしない。分岐などしない。無数に分かれる、そんな世界など存在も想像さえもできないでないか。時間軸に沿ってタイムラインがツリーのように分かれるのではない。おそらく、複数のタイムラインが同時に存在するのだ。スピ系がいうような、分かれ離れてしまうというものではない。湖面に浮かぶ蓮のように複数のタイムラインが、その場その場で同時に存在し消えているのかもしれない。どの蓮に乗り移るのか、どの蓮からの世界から見るのか。


世界の見え方はひとつではないことを知った。それは目新しいことではない。右か左かというのもそういうことでしかない。


しかし思想面だけの右左ではなく、上下的な視点、それには精神的な視点が必要なのかもしれない。湖面を水平に動くのではなく俯瞰して見る、あるいは潜ってみる視点。


複数のタイムラインが同時に存在するのならば、複数をどのように選択するのか。抵抗なく違う蓮に乗り移ることができるか、その準備ができているか。


今の蓮の世界は、そう考えると、確かに幻だ。幻を幻として受け止め、そこでの世界は全うするが、そこが全てではない。


そういうことを気づかされた。


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