Letter from Yochomachiさんのサイトで、浅草「神谷バー」の紹介が出ていました。散人さんいわく『東京広しといえども、平日の昼間から堂々と酔っぱらえるところは余りない。
』『合い席だが全然居心地が悪そうではない。
』『高齢化社会というが、いまに東京中にこんな店が増えるのかも知れない。
』という具合です。
私もかねてから、こんな店ならあってもいいなと思うものがあります。以前BBSに書いたこともあるのですが、改めて書いてみましょう。基本的には正しいクラシック・ヲタクのための明るい店です(漠)
- 基本はクラシック喫茶、ジャズ喫茶、ライブハウスを混合したコンセプト、ただし空間はリビングの延長のような居心地の良さを目指す
- 客層はクラシックとか、ジャズとかの衰退系音楽を偏愛するちょっと危なげな奴ら、しょっちゅう海外にオペラを聴きに行ったり、年間100回以上もコンサートホールに行けるような、あるいは年間300枚以上もソフトを買うような方達は対象としない(来てもいいけど、彼らにこの店は不要だろ)
- 日中はクラシック、たまにジャズなどを静かに、あるいはウルサク流す
- オーディーはアキュフェーズとかゴールドムンドとかアヴァロンとか、オーディオマニアがおよそ考え付く最高級のものを揃える
- 夜は、定期的に若手や音楽大学学生のクラシックライブ(器楽、声楽、弦四など)、地元のジャズプレイヤーのピアノやトリオなどを聴かせる
- インテリアはフォルメンティとかカサノヴァとかのイタリアの家具で埋め尽くす。チープな内装は作らない。(どこの家具でもいいんだけどさ)
- あまり上品すぎず、下品すぎず、演奏の合間には会話とアルコールを楽しめる豊かな空間
- メニューは珈琲と紅茶とシングルモルトとワインを豊富にそろえる、酒に合うツマミと軽い食事
- お一人様でも、おふたり様でも、グループでも来やすい雰囲気に。特にひとり客にも手厚く
- 壁には死んだ爺さんや黒人のモノクロ写真は飾らない
- 仕事で泥のように疲れたけど、ちょっと30分だけ酔っていくかみたいな軽いノリで入れる店つくり
- 今日のコンサートは結構満足だったから、ちょっと寄ってくかというカンジで入れる店
- 珍しそうなCD買ったから、ちょっと鳴らしてみてみたいなカンジのマスター
- ジツハ○×の演奏会の隠し録音したのだけどかけてみてと、秘密会員だけ集めて聴かせるノリとか
- 最近のあの学生の演奏はなかなかだな、とか若手を育てるような雰囲気
- X'masとか年末にはアマチュアの演奏会をやったりするような
- でかいモニターはあっても、当然ながらカラオケはなし。杉山愛の試合を放映したとしても都はるみの映像も浜崎あゆみのクリップも流しません
客の回転率が恐ろしく悪そうですから、客単価を上げない以上は慈善事業として経営するしかなさそうな店です。ウルサ系の音楽が1時間以上も鳴っている時に会話ができないのは困りますね、どうしましょう。
店のコンセプトとインテリアとメニューに統一感がなく、一体何なんだという雰囲気ですがダメでしょうか・・・誰か造ってください。
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