2004年8月17日火曜日

甲子園での駒大苫の勝利

アテネオリンピックの影になって、今ひとつ生彩を欠いているような甲子園ですが、今日の3回戦第1試合は駒大苫小牧(南北海道)と日大三(西東京)の試合。予想を裏切ってといいましょうか、鈴木投手の好投と同点にされてからの8回裏、鈴木からの猛攻で追いすがる日大三高を負かしてのベスト8進出。素直に、うれしいです。鈴木の気迫あふれる顔つきがよかったですな。日大三は、松島をはじめ本当に残念だったでしょうね。

それにしても、オリンピックの野村、谷、内柴といい、あるいは北島といい、戦う男たち(女たちもですが)の顔つきは精悍にしてカッコいいです(愛ちゃんは、幼さが残りますが)。北島のゴールの後の猛獣のような雄たけび、ああいう闘争心はやっぱり必要だよな、と思うのでありました。

第86回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)は、16日(第10日)の3回戦第1試合で、日大三(西東京)と駒大苫小牧(南北海道)が対戦、駒大苫小牧が7―6で追いすがる日大三を振りきった。

 駒大苫小牧は1回、2死一塁から原田の右翼線適時二塁打で先制。2回に2点、3回に1点を加えた。同点に追いつかれた直後の8回裏、1死二塁から鈴木の中前適時打で勝ち越すと、さらに2点を加えて試合を決めた。3回途中から救援登板し、13三振を奪った鈴木の好投が光った。

 日大三は3回表、佐々木、山中の連続適時打で2点を返した。8回には、1死満塁から、高木の左前適時打、さらに秦のスクイズが安打となり、一時は同点とした。3点を追う9回、2死満塁から後藤の中前適時打で2点を返し、なお走者一、三塁と詰め寄ったが後続を断たれた。

 日大三の松島は、連続打席安打を大会記録タイの8に伸ばしたが、4回の第3打席は三振に倒れ、大会新記録は生まれなかった。 ��朝日新聞より)

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