1月に来日してソロリサイタルを開催する予定の、今や押しも押されぬソプラノ歌手アンジェラ・ゲオルギューのプッチーニ・アリア集。以前から気になっていたのですが、仕事も切羽詰まっており難しいことは考えたくないので、こういうアリアでもバーッと聴きながら気分転換を図るのも良いかもしれません。
Puttini/angela gheorghiu
- ある晴れた日に(歌劇「蝶々夫人」第2幕より)
- かわいい坊や(歌劇「蝶々夫人」第3幕より)
- さらば、愛しい人よ(歌劇「エドガール」第3幕より)
- エドガールの村で(歌劇「エドガール」第3幕より)
- ドレッタの素晴らしい夢(歌劇「つばめ」第1幕より)
- 私の名はミミ(歌劇「ラ・ボエーム」第1幕より
- 私が街を歩けば(歌劇「ラ・ボエーム」第2幕より
- あなたの愛の呼ぶ声に(歌劇「ラ・ボエーム第3幕より)
- 愛情は別のものよ・・・・・・ソレダードにいた頃(歌劇「西部の娘」第1幕より)
- 華やかに着飾っても(歌劇「マノン・レスコー第2幕より)
- ひとり寂しくすてられて(歌劇「マノン・レスコー」第4より)
- 母もなく(歌劇「修道女アンジェリカ」より)
- 私のお父さん(歌劇「ジャンニ・スキッキ」より)
- もしもあなたのようにちっちゃな花ならば(歌劇「妖精ヴィッリ」第1幕より)
- おきき下さい、王子様(歌劇「トゥーランドット」第1幕より)
- 氷のような姫君の心も(歌劇「トゥーランドット」第3より)
- この宮殿の中で(歌劇「トゥーランドット」第2幕より)
ボーナスCD - 歌に生き、愛に生き(歌劇「トスカ」第2幕より)
- アンジェラ・ゲオルギュー(S)、ロベルト・アラーニャ(T)、コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団、アントン・コッポラ指揮、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディso.
- ボCD:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、アントニオ・パッパーノ指揮
- EMI 5579550
アルバムはあまりに有名な「ある晴れた日」から始まりますが、ゲオルギューの存在感と艶のあるソプラノがなんとも素晴らしいです。どこまでも上り詰めるソプラノの歌声からは素直にカタルシスを得ることができます。またアルバムには、ロベルト・アラーニャ(1996年ゲオルギューと電撃結婚)の美声も少しだけ聴く事ができます(Pinkerton,2; Calaf,17)。
CDアルバムはハード・カヴァー60ページ、ライナー・ノート、あらすじ、アーティスト・コメント、歌詞、レコーディング・セッション写真、歴史的挿絵 などを含む豪華な特別仕様(HMV)
とあるように分厚いことには違いありませんが、「豪華特別仕様」というほどには写真や歴史的挿絵は少なく、歌詞の対訳や解説がほとんどを占めていてちょっと期待はずれ。
この有名曲ばかり集めたアリア集ですが、いくらオペラ無知な私であったとしても、プッチーニの歌劇を「トゥーランドット」しか通して聴いたことないというのは、やはりモンダだなあと・・・。
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