ポストクラシカルの旗手、ダーク・マーセンの「Echoes」を聴いていみました。
これは「Ocean」に続くアルバムなのでしょうか。さすがにマーセンのアルバムだけあり、ストリーミング配信は、あちらこちらでなされているのですが、アルバムの解説は、あまり探すことはできませんでした。
Amazonのレビューも、ドイツの作曲家のためかドイツ語圏の方のものがほとんどで、非常に好意的なものばかりです。
ワクチン接種率も70%近くなり、日本においてコロナ陽性者(感染者)がせっかく激減した中、アフリカ辺りからオミクロン株とかいう聞いたこともないような名の変異ウィルスの話題が喧しくなってきた世の中、このような癒しの音楽には、心底ほっとしますね。
それでも、現実離れした美しくも悲しい音楽を聴いていると、今の世の中が、かつての世界とは全く違うところに来てしまっているという感覚を強く覚えるのも確かです。明らかに失われ、流れ去っていった何か。エコーのように聴こえてくるのは、過去からの音楽なのか、未来からのものなのか。
とはいえ、この手の音楽も、タラタラと聴いていると、金太郎飴のように聴こえてしまい、そのうちうたた寝してしまうのが難点ですけどね。
(参考)
- Echoes Maassen, Dirk Amazon
- Dirk Maassen(ダーク・マーセン) Ocean Clala-Flala
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