2010年11月15日月曜日

久米宏の日本の食卓

昨日のテレビ東京の番組
スタジオに70才代の女性を集め、
その子ども世代を含む日本人の今の食卓が、どのようになっているかという番組。
2時間番組だが、定型的な内容なので半分まで見ての感想。

日本人の食卓が貧しくなったとの指摘は以前から。
食卓を記録している人、1週間の食卓を見ると真実が分かる。
(最初はがんばるけど、1週間はがんばれない)


食卓の風景、食卓にのぼる食材、食事を誰とするのか、栄養の考え方、
そもそも「食事を誰かのためにつくる」とはどういうことか。

企業が「お袋の味」を作るという現状。
妻の料理の過程を知らない夫、ほとんど、これはヤラセだろうに。
その全てが紋切り型。
そこまで真実なのだとしたら、本当に、何かが完全にブチ壊れている。

親世代が子どもに料理を教えなかったことが原因?
ちがうだろう。
親世代が、子ども世代に、生活とか幸福とか、生き方そのものを教えなかったのだ。
教育という名のもとに、一面的な競争に明け暮れたということか。
その代償?

こういう考え方も紋切り型ではある。