ラベル 小瀬村真美 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 小瀬村真美 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年8月26日日曜日

小瀬村真美 幻想〜像」(イメージ)の表皮


殺人的な暑さの中、原美術館で開催中の小瀬村真美さんの初個展に行ってきました。

何が驚いたかって、古典的写実静物画と思ったら精緻な写真で、写真かと思ったら、それが時間軸を持った動画であって、動くということ。 

いや、動くというのは正しくない。対象が生まれるその時から、朽ち果てるまでの長い時間を短縮したり、美しく作られた静物が、破壊される一瞬の時間を、逆に無限と思える時間に引き延ばして見せてくれる。

何たる発想の斬新さ、表現の恐ろしさ。 
これらの作品を前にして、慄然として動けなくなる。

生とか死とか、そんなありふれた概念だけではなく。

シーツで覆われた静物たちも、もはや静物の実態を失った仮装の姿として立ち現れることの、裏と表が裏返ったかのような存在感と虚無、そこに孕む、言いようのない儚さと美しさ。

 全てが夢のような展示空間。

以下は、ファースト・インプレッション