2021年6月30日水曜日

湯島天神(天満宮)と夏越の祓

湯島近くのギャラリーにでかけたついでに、湯島天神にお参りしてきました。

湯島天神は、御祭神を天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と菅原道真公(すがわらみちざねこう)となっており、いわゆる学問の神様ということになっています。

 銀座シックスの吹抜けに名和晃平さんのオブジェ/Metamorphosis Garden(変容の庭)

銀座シックスに行きましたら、中央の巨大な吹き抜け空間に、名和晃平さんのオブジェが展示されていました。「Metamorphosis Garden(変容の庭)」と題された作品だそうです。

実はこの作品には、ある「しかけ」があるのですけれど、急いでいたので、それを確認することはできませんでした。展示もいつまでなのか分かりませんけれど、機会があれば再訪します。



2021年6月29日火曜日

銀座シックスの堀本達矢「meet」に会いに行く

先日は湯島のギャラリーで開催中の堀本達矢さんの個展を紹介しましたが、会期は残念ながら2021年6月28日(月)で終了しました。銀座シックスでの展示は1点ですが2021年7月4日(日)まで。職場からそう遠くはないので昼休みに会いに行ってきました。

2021年6月28日月曜日

堀本達矢 個展 「Meet the KEMONO」2021年6月28日(月)まで!!

堀本達矢さんというアーティストを知ったのは、Twitterのタイムラインに流れてきた、銀座シックス蔦屋の写真でした。見た瞬間に、なんだこれは!となりました。

調べてみると、上野ロイドワークスギャラリーでも個展を開催中とのこと。これはたまらずに見てきました。ギャラリーは千代田線湯島駅の湯島ハイタウンにあります。少しわかりにくいのですが正面玄関から階段を降りて左奥です。

コロナ対策のため、人数を制限しながらの入場のため15分ほど待ちました。(会期は2021年6月28日まで)


2021年6月27日日曜日

下北沢にできたreloadで坂口恭平さんの個展「Fresh Like This」

下北沢に開業したばかりの商業施設「reload」内のGreat Booksで、坂口恭平さんのパステル画個展(会期は2021年6月27日まで)が開かれていましたので見てきました。

2021年6月26日土曜日

先行きの見えない時代はバッハを求めるのか/バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ 福間洸太朗

福間洸太朗さんのバッハを聴いています。ピアノによる「バッハの音楽に忠実な編曲」作品を集めたものです。先日聞いたような、トーマス・エンコのような編曲とは趣を異にします。

https://music.apple.com/jp/album/j-s-bach-piano-transcriptions-bonus-track-version/1564287086

2021年6月25日金曜日

トーマス・エンコのBach Mirror

フランスのジャズピアニスト、トーマス・エンコ(Thomas Enhco)と、ブルガリアのマリンバ奏者、ヴァシレナ・セラフィモワ(Vassilena Serafimova)のデュオアルバム。2016年発売の「Funambules」に続く二人のデュオアルバムです(Clala:リンク)。

トーマス・エンコは、リーズ・ドゥ・ラ・サールの「BACH UNLIMITED」といアルルバムで知った演奏家です。

いずれもバッハの原曲をもとにしたトーマス・エンコ&ヴァシレナ・セラフィモヴァによる作曲・編曲。

https://music.apple.com/jp/album/bach-mirror/1544994156

2021年6月24日木曜日

シフがピリオド楽器を使ってのブラームスピアノ協奏曲

アンドラーシュ・シフ(Andras Schiff)がピリオド楽器を使い、自ら弾き振りをしてのブラームス ピアノ協奏曲の録音。オケはエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団。

https://music.apple.com/jp/album/brahms-piano-concertos/1561178466

2021年6月23日水曜日

Francesco Spazian | Twilight Travelers シルヴェストロフとシューベルトとモーツァルト

シルヴェストロフの音楽には、シューベルトやモーツァルトの音楽の引用や断片が用いられている作品があります。

このアルバムでは、シューベルトのピアノソナタNo.4 イ短調 D.537と2つのディアローグとあとがき(Zwie Dialoge mit Nachwort)、モーツァルトのピアノソナタNo.10 ハ長調 K.330と使者(Der Bote)を演奏しています。

ピアノはこの盤でデビューするというFrancesco Spazianです。

https://music.apple.com/jp/album/twilight-travelers/1445716803

2021年6月22日火曜日

2021年6月21日月曜日

シルヴェストロフ作品集 NAXOS版で弦楽オーケストラのためのセレナードを聴く

NAXOSから発売から出されているシリヴェストロフの作品集です。ピアノ曲、弦楽オーケストラ曲で構成されています。

輸入元情報では以下のように紹介されています。

このアルバムには、シルヴェストロフの代表作「使者」をはじめ、郷愁を誘う数々の曲が収録されており、シルヴェストロフを初めて聴く人にとっても良い道標となることでしょう。

https://music.apple.com/jp/album/valentin-silvestrov-moments-of-memory-ii/1274218379


2021年6月20日日曜日

上野不忍池の風景

神田明神にお参りした後に、ぶらぶらと北上し、旧岩崎邸庭園に立ち寄り、その後上野公園にまで足を伸ばしました。(旧岩崎邸庭園は2021年6月現在、芝生の張替え工事中です。建物などは見学できますが、工事が終わってから行った方が良いです)

東京の緊急事態宣言も今日までですが公園は結構人混みで賑わっています。不忍の池の周りには遊歩道などができていて随分と綺麗になっていました。不忍池にもいくつものアヒルボートを漕ぐカップルや家族連れがいます。公園はそれなりの嬌声に包まれています。

神田明神にお参りしてきました

東京に住んでいて神田明神に行ったことがなかったので、参拝してきました。江戸時代から江戸の総鎮守として崇敬の対象とされてきた神社です。

2021年6月19日土曜日

ライカとシャープの共同作業

高級カメラのライカとシャープが技術協力してスマホカメラを開発するとのこと。カメラファン(カメラヲタク)やライカのブランドを求める高齢者、一部の富裕層には訴求するかも知れません。

2021年6月18日金曜日

シルヴェストロフの handsome skies を聴く

この頃シルヴェストロフの作品を少しずつ聴いています。これは2020年12月発売のピアノ小品集、ピアノはローマ生まれのイタリア人、アレッサンドロ・ステラ(Alessandro Stella)。発売されたばかりなのか、今現在(2021年6月)ではHMVでもほとんど情報がありません。

予備知識なしで聴いてみますと、まさに「聴きたかったシルヴェストロフ」の音楽が詰まった珠玉のアルバムです。初めて彼の音楽を聴くにはお勧めのアルバムでしょうか。



2021年6月17日木曜日

リュビーモフのピアノでシルヴェストロフの作品集を聴く

先日、グリモーのアルバムでシルヴェストロフ(Valentin Vasylyovych Silvestrov)というウクライナ出身の現代音楽の作曲家を知りましたので、Apple Musicから人気のアルバムとして挙がっているものをひとつ聴いていみました。

「Bagatellen und Serenaden」という2007年、シルヴェストロフ70歳の誕生日を記念して発売されたアルバムです。ピアノ小品と弦楽との合奏協で、ピアノはアレクセイ・リュビーモフ(Alexei Lubimov)、クリストフ・ポッペン(Christoph Poppen)指揮のミュンヘン管弦楽団の演奏。


2021年6月16日水曜日

リーズ・ドゥ・ラ・サールのバッハにちなんだ作品たち

2017年に発売された、リーズ・ドゥ・ラ・サールの「BACH UNLIMITED」と題するアルバムを聴いてみました。J.S.バッハの作品とバッハに影響を受けた現代の作曲家の作品を並べた構成になっています。

https://music.apple.com/jp/album/bach-unlimited/1292604222


  1. J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971 (1735)
  2. エンコ:イタリア協奏曲に基づく夜の歌 (2017) - chant nocturne, based on italian concerto
  3. プーランク:バッハの名による即興ワルツ ホ短調 (1932)
  4. エンコ:『sur la route(径で)』 (2017) - b-a-c-hのテーマに基づく、1台4手のための
  5. J.S.バッハ/ブゾーニ編:シャコンヌ ニ短調 BWV.1004 (1717-23 / 1893)
  6. エンコ:『la question de l'ange』 (2017) - シャコンヌに基づく
  7. ルーセル:前奏曲とフーガ op.46 (1932)
  8. リスト:B-A-C-H の主題に基づく幻想曲とフーガ (1855/1871)
  9. エンコ:『l'aube nous verra(夜明けが私たちを見るだろう)』 (2017) - ゴルトベルク変奏曲に基づく

2021年6月15日火曜日

リーズ・ドゥ・ラ・サールの「When do we dance?」で鬱陶しい世界の露払い

関東甲信越も本日14日に梅雨入りしたそうです。これからしばらくは鬱陶しい季節が続きます。

少しは音楽で気を晴らそうと、リーズ・ドゥ・ラ・サールLisa de la Salleの4年ぶりのアルバム「When do we dance?」を聴いていてみました。邦題では「いつ踊ればいい?」となっていますが、収録曲名を見ただけで、思わずワオ!となってしまいます!なかなか挑戦的な曲を集めたものです。

2021年6月12日土曜日

日光白根山に登ってきました

6月も中旬にさしかかっていますが、まだはっきりと梅雨入りはしていないようです(関東甲信越の例年の梅雨入りは6月7日、昨年は6月11日)。

なかなか天気が読めない(山の天気予報が当たらない)ので、登山のパートナーが有料天気予報サービスを替えて臨んだ今週末の日光白根山です。

前回の男体山は頂上が霧で何も見えませんでしたが今回は大正解、久しぶりに2500m級の眺望を楽しむことができました。



詳しくはYAMAPへ。


2021年6月11日金曜日

グリモーが繋ぐ過去と現在 モーツァルトとシルヴェストロフ

グリモーは、アルバムごとに新しい断面やストーリーで曲の魅力や世界観を伝えてくれる演奏家のひとりです。

今回のアルバムも、モーツァルトの曲とウクライナ生まれの現代作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフの曲を組み合わせたもので、非常に魅力的なアルバムでした。私はこのアルバムでシルヴェストロフという作曲家を初めて知りました。

https://music.apple.com/jp/album/the-messenger/1526145158


    モーツァルト
  1. 幻想曲 ニ短調 K.397
  2. アノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
  3. 幻想曲 ハ短調 K.475

    シルヴェストロフ
  1.  使者(ピアノと弦楽のための)
  2.  2つのディアローグとあとがき(I. Wedding Waltz/II. Postlude/III. Morning Serenade)
  3. 使者(ピアノ・ソロのための)

コンセプトアルバムではりネタバレ的になってしまいますので、まずは聴いてから解説などを読んだ方が良いと思います。

2021年6月10日木曜日

交響曲第7番 キリル・ペトレンコ&バイエルン国立管弦楽団

ペトレンコのマーラー交響曲第7番の録音が出ました。オケはバイエルン国立管弦楽団、2018年の録音です。ペトレンコは2013年から、ケント・ナガノの後任として同劇場の音楽監督を務めていました。このアルバムは同劇場の自主レーベルとのこと。

自分はApple Musicで聞いているのですけれど、実物のブックレットは非常に立派なようです(ちょっと欲しいかも→買わないけど)。


https://music.apple.com/jp/album/mahler-symphony-no-7-in-e-minor-live/1564332870

2021年6月9日水曜日

2021年6月8日火曜日

Diamanda La Berge Drammというヴァイオリニストの意表をつく音楽

ディアマンダ・ラ・ベルジュ・ドラムDiamonds La Berge Drammは、オランダのヴァイオリニストにしてまた、現代アート(アバンギャルド、即興) のパフォーマーとして活躍している方のようです。

彼女のこのアルバムはJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータから第2番。その後にジョン・ケージの曲を持ってきています。

https://music.apple.com/jp/album/inside-out/1566371762

バッハの音楽とミニマルミュージックを並べたり、スカルラッティとリゲティを演奏するなど、バロックと現代曲を組み合わせているアルバムは少なくありません。

バッハは今でも実験的、挑戦的な音楽の使われ方をしていながらも、いささかもその本来の音楽の持つ力を失うことがありません。逆に、並べられた曲が逆照射されるような感さえあります。

この盤もそういう類のものかと思って聴いてみました。

以下は多少ネタバレ的になりますので、実際に聴かれてから解説を読むのが良いと思います。

2021年6月7日月曜日

クラシック音楽の精神性について再び

クラシック音楽の人気ブログ、BOKUNOONGAKUで、古くて新しい、音楽に対する精神性という論点での非常に長く、深い論考が掲載されていましたのでメモっておきます。

アンスネスによるMozart Momentum -1785 ピアノ協奏曲第20、21、22番ほか

アンスネスの弾き振りでマーラー・チェンバー・オーケストラによるモーツァルトです。Apple Musicの解説が厚く熱いです。オケの響の安定感もさることながら、アンスネス のピアノが絶品です、聴くべきモーツァルトの演奏といえます。

https://music.apple.com/jp/album/mozart-momentum-1785/1560605515

2021年6月6日日曜日

だんだんと梅雨っぽくなってきました

今年は少し季節の到来が早くて、5月もパッとしない天気のまま、あっという間に終わってしまいました。 

百花繚乱の季節も過ぎて、庭も少し落ち着きを取り戻しています。

2021年6月5日土曜日

にほんブログ村と人気ブログランキングに登録してみました

このブログ、基本は自分の備忘録なので、内容的にもとっ散らかっていてジャンルもまちまち。それぞれのテーマについての記事も浅く、とても人様に読んで頂くようなものではないものの、昨年から再開してそろそろ半年。気まぐれに、にほんブログ村 と人気ブログランキングに登録してみました。


2021年6月2日水曜日

ワクチンは役に立ちますか?

ネットでの拾い物。

いつまで続くのでしょう。

ワクチン接種の同調圧力の中で、それに抗うことは相当な困難を伴います。

それでも抗い切れるのは、自分が確立しているか、目を塞ぎ頭を隠し、周りを見ない様にして逃げているかの、どちらかなのでしょうか。





クルレンツィスのベートーヴェン交響曲第7番は期待外れか

満を持して発売になったクルレンツィスのベートーヴェン交響曲第7番です。衝撃とも言える第5番が出たのが2020年、次は7番と聞かされて、ファンとしては相当に待ち遠しかったのではないでしょうか、録音は5番と同様に2018年です。

https://music.apple.com/jp/album/beethoven-symphony-no-7-in-a-major-op-92/1553729421


出だしからマッシブな音を聴かせてくれます、テンポは中庸といったところでしょうか。

全体を通して、よくまとまっているとは思うものの、一聴した感想としても、Amazonのレビュウを読みましても、どうも中途半端感が否めません。この曲に求める興奮と高揚が少ないというのが、その理由です。

2021年6月1日火曜日

坂口恭平さんが事務作業について書き始めました

坂口恭平さんのパステル風景画は、その完成度の高さと、独特の世界観と感性が埋め込まれていて、発表されるや否や、人気画家かと思われるほどの受け入れられ方をしています。

どうも坂口さんの絵には、それ以前のアクリルによる抽象画も含め、クスリのような作用があって、個人が何かしら抱えているモンダイであったり、課題であったり、あるいは想いというものに、ダイレクトに響くところがあるようなんです。

そんな坂口さんは、さらに水墨画を始めたり、色鉛筆使ったりと画材を色々試していますけれど、今回は題材として静物画を描いています。それも生活に身近なド静物。英語ではStill Lifeと言うんですけど、ストレートにそのまま。そしてその絵の完成度が、これまた素材の質感を含めて、あるレベルを超えているとか、凄すぎます。


坂口さんは建築家であるかどうかは疑問ですけれど、画家であり、音楽家であり、いのっちの電話を続けていて、さらに文筆家であります。

そして、6月1日から「生きのびるための事務」というnoteの連載が開始されました。

最初に「ジム」とか目にしたときは、カラダでも鍛え始めたかと思いましたが違いました。

上は坂口さん考案中のジムくんらしいです(笑)