クルレンツィス2017年の録音です。以前も聴いていたのですが、改めて聴いてみました。
https://music.apple.com/jp/album/tchaikovsky-symphony-no-6/1289858974
チャイコフスキーの交響曲の中でも、あるいは数多(あまた)の交響曲の中でも、非常に起伏の多い音楽です。演奏によっては、土砂降りなこともあります。一時、集中的にチャイコの音盤を聴いたことがあるのですけれど、6番を聴くのは結構つらかったです。
さて、クルレンツィスの音楽も非常に音量の幅が大きく、大きくうねるような振幅も感じられます。クルレンツィスの録音は、実際はそうは聴こえないんぢゃない、と感じるようなところが時々あるのですけれど、この盤もそういう印象を感じます。
ちょっとあざといほどにヤリ過ぎ感がありますけれど、こういう演奏を好む人や、感情、あるいは年代というのは確実にいますので、これはこれで良いと思います。ある意味荒々しく、聴こえる限界の小さな音から耳をつんざき身体を震わせるような大音響スペクタクルに浸りたいときには、録音も解像度も良いですから、うってつけかもしれません。
ただ、ペトレンコ の時もそうでしたが、自分的には結構疲れますから「悲愴」を積極的に、何度も聴きたくはないです、もはや。
いい加減で、中途半端な感想ですみません。
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