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2018年12月20日木曜日

2018/12/19 釘町彰 個展 Erewhon Gallery Art Composition

中央区佃にあるGallery Art Composition で開催されていた釘町彰さんの個展に行ってきました。

釘町彰さんは1968年生まれ、多摩美術大学にて日本画を専攻した後パリへ渡り、現在もパリを中心に活躍している日本画家です。私が釘町さんを知ったのは、同じくパリで活躍している建築家の田根剛さんが、釘町さんの屏風作品の台座を造ったというところから名前を知ってだったでしょうか。

田根さんと釘町さんがどこで接点を持ったのか、注目の建築家と芸術作品がどのようにコラボするのかと興味がありました。



2018年12月16日日曜日

2018/12/09 CITIZEN "We Celebrate Time" 100周年展 スパイラルガーデン

表参道のスパイラルガーデンで開催中のCITIZEN "We Celebrate Time" 100周年展に行ってきました。
シチズンの創業100年を記念した展覧会が開催されている。本展では、建築家・田根剛とのコラボレーションによる「光と時」をテーマにしたインスタレーション《LIGHT is TIME》の最新作を披露。時計のすべての部品を支える基盤装置「地板」を約7万2千個使用し、幻想的な空間をつくり出す。(美術手帖より)  
インスタレーションは建築家の田根剛さん。

圧倒的に幻想的な空間が広がっていました。
解説するだけ野暮です。こういうことを考える人は、はやり天才といえましょうか。



2018年11月26日月曜日

【追記】 田根剛さんの個展を見て

今回の個展は、『Archaeology of the Future ─ 未来の記憶』と名付けられています。公式HPの田根さんの言葉を、そのまま以下に引用しておきます。
まだ誰も見たことのない、経験したこともない、想像すらしたことのない、そんな建築をつくりたいと思っています。でもそれは奇抜な未来型の建築とは違う、場所の記憶からはじまる建築、そんな途方もないことを考えています。
私はいつも考古学者のように遠い時間を遡り、場所の記憶を掘り起こすことからはじめます。そこでは今日の世界から忘れ去られ、失われ、消えてしまったものに遭遇し、それらを発見する驚きと喜びがあります。その時、記憶は過去のものではなく、未来を生み出す原動力へと変貌するのです。 場所には必ず記憶があります。建築はその記憶を継承し、未来をつくることができるのです。未来は必ず訪れます。建築はこの時代を動かし、未来のその先の記憶となります。まだ誰も見たことのない未来の記憶をつくること、建築にはそれが可能だと信じています。
現在の東京を見ていると、場所の記憶を根こそぎ覆してしまうような開発が続いています。時間性も場所性も不連続なんです。開発設計者たちは、当時の建物の遺物である外壁の一部や、内装意匠、あるいは土地の形状、道路線形などを残そうとはしています。
それらの事例は、そこかしこに散見されます。しかし、それが開発に対する申し訳、免罪符的に見えてしまい、どうもあざとらしい。このくらいやっとけば、いいでしょう、みたいな。表層的なものが多く、開発全体のデザインコンセプトになっていない、あくまでも「記憶」はオマケ。

田根さんの建築は、そもそも発想が違うように思えます。土地の記憶を、それこそ根こそぎ立ち上がらせるような。更にそこに新たな記憶を付け加えて未来を俯瞰するような、そんな泥臭くも力強い、ポジティブなエネルギーを感じます。それゆえに、彼の建築には希望=未来を感じ取れます。エストニア政府が、当時26歳であった無名の若者に、国の歴史を託したもの、そのようなことを共感したからなのでしょう。国立博物館の建設そのものが、歴史でありドラマであったのではないかと。
田根さんの形になっていない作品群を見ると、舞台芸術やインスタレーションもやっている様子。そのどれもがアート性の高いもののように見えます。彼のスタイルが「パターン」に陥らず、「田根」が消費されることなく力を持ち続けるのか。また、この東京という場所で、彼の大きな作品が実現可能なのか、今後を見守りたいと思います。

2018年11月25日日曜日

2018/11/22 田根剛 未来の記憶 オペラシティギャラリー

東京オペラシティギャラリーで開催中の建築家 田根剛の個展(美術手帖リンク)に行ってきました。

1979年生まれの田根剛さんは建築家の中では若手の一人。入り口のポスターやパンフレットになっているのは、エストニア国立博物館。2006年の国際コンペで優勝したもので田根さん26歳でのデビュー作とも言えるもの。この国立博物館、完成が2016年とありますから、まさに10年に渡るビックプロジェクト。最近では造園家のための等々力の住宅など、意欲的な建築で気になる建築家でした。

今回の個展で、田根さんの発想の原点というか、発想法そのものがカタチとなっていて、まさに圧倒される展示内容でした。