東京オペラシティギャラリーで開催中の建築家 田根剛の個展(美術手帖リンク)に行ってきました。
1979年生まれの田根剛さんは建築家の中では若手の一人。入り口のポスターやパンフレットになっているのは、エストニア国立博物館。2006年の国際コンペで優勝したもので田根さん26歳でのデビュー作とも言えるもの。この国立博物館、完成が2016年とありますから、まさに10年に渡るビックプロジェクト。最近では造園家のための等々力の住宅など、意欲的な建築で気になる建築家でした。
今回の個展で、田根さんの発想の原点というか、発想法そのものがカタチとなっていて、まさに圧倒される展示内容でした。
数々のコンペには応募しているものの、まだ建築となっているものは少ないようですが、今後も目が離せない建築家の一人だと言えます。
タイトルにもあるように、今後どのような未来を作ってくれるのか、期待は高まります。