2013年5月26日日曜日

フランシス・ベーコン展 東京国立近代美術館






ラファエロ展 国立西洋美術館

予想はしていたものの、すごい混み方にかなりウンザリ。会場に入る前から、ラファエロ、それほど好きではないし、みたいな負けモード。

ラファエロは素描などを含めて20点くらい。画集が小さくて高いのには驚く。




2013年5月13日月曜日

2013/05/13 山口晃展 付り澱エンナーレ@そごう美術館(横浜)



★以下は個人的なメモです。作家さんを敬称なしでの表記はお許し下さい。


今まで何度か見た絵も多い。

特に初期の三越とか六本木の絵など

練馬美術館で見ているものも多い


銀座画廊でやった、東京俯瞰図は今でも描き込みが増えているのだろうか?


付り澱エンナーレの展示は上野の美術館で見て以来だが

彼が、いちおうは現代美術作家であることを思い出させてくれた


今回の圧巻は、ドナルド・キーン氏の本の挿絵だろうか

こういうチマチマ感とマンガはうまい

親鸞はイマイチな印象

こういうイラストを五木寛之氏が許していたか


総じて、会田誠と比べても仕方ないが

彼の絵にはユーモアを通じた若干の批判精神はあるが

毒ではなく

強烈な会田の個性と才能とは対極にあるような


会田も確かに絵がうまいと感じたが

山口の前ではうまさが彼の技量として確立できていないというか

彼の実態を表すのは現れた画にあるのではなく、

いかようにも変化自在な

(いちおう技術に裏付けられた)表現のパフォーマンスであるということ

会田の実態は絵がすべてみたいな

2013年5月12日日曜日

日曜美術館 フランシス・ベーコン

日曜美術館 フランシス・ベーコンを観てのメモ。

大江健三郎氏とか浅田彰氏とかが解説している
大江氏が真面目な顔して、
「ぼくは、こういう絵は美しいと思う」
と解説する。
何か、どこか、ズレているような

2013年5月6日月曜日

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた 辻野晃一郎

辻野晃一郎
1957年 生まれ
1984年(25歳)慶應義塾大学大学院工学研究科修了
1984年(25歳)ソニー入社
2006年(49歳)ソニー退社
2007年(50歳)Google入社
2009年(52歳)Google日本法人代表取締役社長
2010年(53歳)Google退社

Googleを辞めたいきさつが良くわからない。
激務の3年間で、2010年になってGoogleの体制見直しの中で日本法人社長が廃止になったのを機に辞めたような書きぶり。
むしろ、辻野氏のやり方というか、マネジメントの仕方がGoogleに合わなかったのではないかという気がする。
あくまでも印象だが。
業績不振のグループをどうやってモチベーション高めて、目標に向けてベクトルを合わせるか、みたいなやり方。
Sonyの事業部やカンパニーでやったやり方。
強力なトップが意思をもってひっぱる。まさにリーダーとしての役割だろうけど、批判も多かろう。
それぞれの組織のリーダーとなった時に、辻野氏が発してきた数々のメッセージについては共感すべきものも多い。
彼のやり方が良いかどうかは別として、組織をまとめて結果を出すという、リーダーに与えられた役割という点では学ぶものが多い。
何かのリーダーになったら、その部位だけ切り出してきて使えるかもしれない。
彼のやり方が社内で相当に摩擦を起こしていたであろうことはあるにしても。
思い入れがが強いだけに、業務温度が高いだろうし。

しかし、ビジネスにおいて結果を出すということは、稲盛氏にしても、そういうことか。
振り返ってみると、生産計画部はビジネスではない、事業でもない。すなわち結果責任も成果もない。
ここが問題なのではないか。
というのが、ファーストインプレッションで感じたこと。

組織の枠にとらわれない生き方。
組織は肥大化すると内部に向かっての非生産的な仕事に費やす時間が多くなる。
これではスピードに対応できない。


(ファーストインプレッション)
SONYのダメさ加減のわかる本
普通の企業と同じになってしまっていた

2013年5月2日木曜日

迷い迷って渋谷駅 田村圭介

1970年生まれ
早稲田建築出身
昭和女子大 准教授

渋谷への想いが強すぎて、少し鼻につく
二つのリングにしても、だから何それ?みたいな。
図が小さくて薄くて、建築のデザイン屋にありがちなセンス
文書もやたらと権威的なものからの引用やら、複雑難解なものからの敷衍など、これもコンセプト好きな建築屋な見られる傾向
ああ、こういうところが私はキライだったんだと思い出させてくれる。
渋谷の不思議は、素直に成立過程を図面に大きく表してくれれば、それでいいのに。やたら自分の理論に持って行こうとして、一般読者のことをあんまり考えていない。
x軸だの第ニ象限だの、お笑いか、わざわざ難しくするなよ。
大学のセンセイだから仕方ないか。

2013年5月1日水曜日

アントニオ・ロペス展 Bunkamura ザ・ミュージアム

アントニオ・ロペス・ガルシア
スペインリアリズム絵画の巨匠
現代のリアリズム画家の中で、最も私が尊敬、畏敬する画家。

彼であっても、画業の最初からリアリズムではなかったことに、軽い驚き。

圧倒的な大きさの絵の前では、ただ呆然と佇むのみ。描かれたものは、あるひとときの風景であるのに、そこに流れる悠久の時間。