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2021年8月22日日曜日

エマニュエル・パユのSOLO~無伴奏フルート曲集

エマニュエル・パユ/Emmanuel Pahud のフルートによるソロ、コンセプトアルバムです。テレマンの無伴奏フルートのための幻想曲全12曲の間に、様々なフルートの無伴奏曲が挿入されています。

テレマンの無伴奏はフルート曲としては定番で、多少耳タコ的な印象を受けますけど、こうしたコンセプトアルバムとして聴きなおしてみますと、聴きなれた曲も新鮮な印象を受けます。テレマンだけ取出して聴いてみても、なんと活き活きと吹いていることか!と驚きます。

挿入されている武満やオネゲルなど、これまたフルート系を親しむ人には定番と思えるような曲たちや、決して聴きやすくはない現代曲も、なかなか面白く、そして興味深く聴けます。

フルート無伴奏だけのアルバムだと、どうしても物足りなさを感じてしまいがちですが、このアルバムもパユという名手と曲の構成の工夫でCD2枚分を一気に、飽きることなく聴かせてくれます。武満の「エア」ではじまり、マレの「フォリア」で終わるのも、フルート好きには泣かせる構成でしょうか。イェルク・ヴィトマン(Jorg Widmann)とマティアス・ピンチャー(Matthias Pintscher)の作品は、パユが初演を受け持った曲とのことです。

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2021年8月21日土曜日

有田正弘さんの「パンの笛~フルート、その音楽と楽器の400年の旅」(1998年)

有田さんが無伴奏フルート曲による音楽と楽器の400年の旅続編を録音されましたので、改めて本盤を聴いてみました。

こちらは1998年の録音、同じコンセプトでルネサンス時代から現代までのフルート曲から厳選した曲が納められています。当時も、複数のフルートを駆使しての神業的な演奏で、1999年文化庁芸術祭優秀賞を受賞しています。

今聴きましても、全く演奏は古びることはなく、フルートの名人芸と明瞭な音楽を聴かせてくれます。


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2021年8月20日金曜日

有田正広さんによる無伴奏フルートの世界〜パンの笛400年の旅

フルートを愛する、またはフルートを志す人には、もはや神的なアルバム。1998年の「パンの笛」から20年以上の時を経ての続編です。

今回はオール無伴奏、有田さんの音楽人生を総括する様な演奏は一曲も聴き逃すことができません。使った楽器は17本とのこと。

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2021年4月6日火曜日

【音盤】 Giovanni Benedetto Platti のフルートソナタを聴く

Giovanni Benedetto Plattiは1697年、イタリアのパドヴァ出身のオーボエの名手かつ作曲家です。 ヴィヴァルディが1678年、ポルポラが1686年の生まれですから、時代的にはイタリアバロック花盛りの頃。  

しかし、プラッティ自身はハンブルクとヴィルツブルクの宮廷楽団にオーボエ奏者として招かれ、ハンブルクで生涯を終えています。

ヘンデルとJ.S.バッハが1685年生まれ、プラッティがハンブルクに呼ばれたのが1722年とありますから、ドイツのバロック界で活躍したようです。(Clala-Flala:バロック時代の作曲家)



2020年5月16日土曜日

トラヴェルソのメンテナンス

2020年3月1日日曜日

トラヴェルソのジョイント

2019年10月27日日曜日

ボアズ・ベーネさんのトラヴェルソ

 

2019年9月3日火曜日

【演奏会】François Lazarevitch のトラヴェルソでテレマンの無伴奏

2019年8月3日土曜日

アルビノーニのフルートソナタ イ短調

2019年7月26日金曜日

【演奏会】近江楽堂でバロックを聴く

2019年6月23日日曜日

トラヴェルソを購入

新大久保の管楽器専門店Dacにて、トラヴェルソを購入してしまいました。

サイモン・ポラック(Simon Polak)さんのWilliam Beukersモデルです。

いくつか試奏させていただき、暖かみのある音色の楽器にしました。

材質はBlackwood(Granadilla)です。



2005年8月5日金曜日

【音盤】工藤重典/武満徹:海へⅢ

いやあ本当に暑いですね、21時に外に出ても電光掲示板は33度とか示しています。こちらに来てそれなりの暑さにも驚かなくなりましたし身体も慣れましたが、それでも夜に30度を越えるのはつらい。

思わずプールにでも飛び込んでしまいたくなりますが、そうも出来ないので工藤重典さんの武満徹を取り出して聴いています。



工藤重典/「巡り」~武満徹没後5年特別企画
  • ①そして、それが風であることを知った ②巡り ③マスク ④海へⅢ ⑤エア
  • 工藤重典(fl) 岩佐和弘(fl) 川本嘉子(va)、篠崎史子(hp) 
  • 2000年11月8~10日 那須野が原ハーモニーホール(栃木県) 
  • SONY SRCR2585

で、またしても「海へⅢ」なんですね。新ネタはないのかと思うでしょうが、まあご容赦を。

高木さん、ガロア、そして工藤さんと聴き比べてみますと、2001年に書いたレビュの通り工藤さんの音色は暖かです。尺八のような音色さえ出していたガロアとも違い、身体を包むような生暖かさを伴っていてます、自己主張するような演奏スタイルではありません、流れるか浸るかのような心地よさ。それゆえガンガンに効いた空調とは違った自然な心地よさと涼しさを感じます。反面、曲の優雅さが前面に出ていていますからスリリングさは薄い、武満的難解さも隠蔽されている。

考えてみるとガロアの三つの演奏は、よく練られた演奏なのだなと思います(それぞれ印象が違いましたし)。また高木さんのアプローチも捨てがたいなと。

2005年7月23日土曜日

【音盤】ガロア/武満徹:海へⅡ、Ⅲ

Takemitsu:I Hear The Water Dreaming
④Toward the SeaⅡ ⑥Toward the SeaⅢ
Patric Gallois(fl) Fabrice Pierre(hp) Goran Sollscher(g) BBS so. 9/1999 London Warehouse Deutsche Grammophon 453 459-2

先日書いたようにガロアのアルバムには三つのバージョンの「海へ」が納められています。この構成を「しつこい」と思う人もいるかも知れませんが、私は興味深く三つの違うバージョンを楽しんでいます。

「海へⅡ」ハープと弦楽合奏による演奏ですが、これがなかなかいいんですね。弦が加わることでアンサンブルの美しさが加わり曲も重層的に深みを増したように聴こえます。響きも三つのバージョンの中では一番「現代音楽的」に聴こえるかもしれません。もっとも耳障りな音はどこにもなく美しく抒情的な音楽に仕上がっています。ハープも弦との伴奏の中でしっかりと存在感を主張しており、アルト・フルートと三位一体で音楽を作っているという感じです。ガロアの木管による抑えれた音色は弦の音色とも良く合っています。Cape Codなどは圧巻で舌を巻いてしまいます、こんなに美しくてよいのだろうかと疑問が沸くほどです。

「海へⅢ」はハープとの演奏ですが、「海へⅡ」の後に聴くと驚くほど新鮮に聴こえるから不思議です。歌舞伎の始まりは浅黄幕を切って落としますが、弦がない響きはそのくらい劇的な効果を生んでいます。弦がない分フルートとハープの役割は相対的に高まるのですが、その効果がこんなに鮮やかに曲のイメージの違いとして現れるとは。ギターとハープの音色の違いも微妙で、どちらにも味わいがあります。強いて言うとハープとの共演の方が、お互いにぶつかり合うような「強さ」を感じます、意外とハープは骨太なのですね。「海へⅡ」のデッサンのようでありながら、しかし曲としては別物。完成度が極めて高く曲の輪郭も際立っています。

かようにして聴いてみるとⅠからⅢまで通すことで面白さがみつかるのだなあと思えます。

2005年7月20日水曜日

ガロア/武満徹:海へⅠ

武満徹の「海へ」は全てアルト・フルートの曲ですが、伴奏によってギターとのⅠ、ハープと弦楽合奏のⅡ(1981)、そしてハープとのⅢ(1989)の三つのバージョンがあります。一番多く演奏されるのはⅠとⅢだと思いますが、このガロアのアルバムには全てのバージョンが納められていてお得です。

Takemitsu:I Hear The Water Dreaming
    ①I Hear The Water Dreaming ②Toward the SeaⅠ ③Le Fils des etolies ④Toward the SeaⅡ ⑤And Then I Knew 'twas Wind ⑥Toward the SeaⅢ ⑦Air
  • Patric Gallois(fl) Fabrice Pierre(hp) Goran Sollscher(g) BBS so.
  • 9/1999 London Warehouse
  • Deutsche Grammophon 453 459-2


ガロアが吹くのはChris Abellの木管フルート。最初の出だしから絶妙に抑制された音色が、モノトーンな武満の世界を提示してくれます。意図的なのか「尺八」的な表現も聴こえてきますから、先に聴いた高木綾子さんの「海へⅠ」よりも余程日本的な湿度を伴った演奏に聴こえるから不思議です。落ち着いていながらにしてスリリング、変に煽るようなところは全くない深い演奏です。

高木さんの演奏は、以前も書いたように音色表現の幅は広いものの、エネルギーレベルも高く挑みかかるようなチャレンジングな演奏です。それゆえに「人間と対峙する孤独な鯨」というような印象を受けます。一方でガロアの演奏は木管フルートというせいもあるのか、自制(自省)的で「対峙」や「闘争」はありません。ひたすらどこかに潜行する巨体が想像できるだけです。どちらも表現としてはありかなと思いますが。

武満はこの作品をメルヴィルの「白鯨」から次の言葉を引用して説明しています。

Let the most absent-minded of men be plunged in his deepest reveries...and he will infallibly lead you to water...Yes, as everyone knows,meditation and water are wedded together.

spiritual domainとか言われても実際のところは「なんのこっちゃ?」という感じなのですが、ガロアの「海へⅠ」を聴いていると、自分の深い部分と対話しているようで落ち着いた気分にさせてくれます。その意味からは私にとって非常に貴重な一枚です。

ちなみにガロアが木管フルートに興味を持ったのは武満徹のノヴェンバー・ステップスに影響を受けてのことだそうです。

2005年7月15日金曜日

高木綾子/武満徹:海へⅠ

高木さんのアルバムを何度かに分けて紹介していながら、アルバムタイトルとなっている武満徹の「海へⅠ」をスルーしてしまうのも気になりますので簡単に感想を書いておきましょう。 


アルトフルートとギターのためのこの作品は、1981年に作曲されグリーンピースの「Save the Whales」のキャンペーンに寄贈された作品で、「Es、E、A」(=Sea)の三つの音を旋律動機としている三楽章形式の曲です。それぞれが「夜」「白鯨」「鯨岬」と題されていて、どれもが神秘的で深い味わいを持った曲です。聴くたびに母なる海を悠々と泳ぐ鯨を想像させてくれ、近づき難いイメージのある武満作品の中でも、数あるフルート作品の中でも私の好きな曲の一つです。

アルトフルートの少し低い音や、フラッタータンギングやフルートの特殊奏法を駆使した音楽は、静かで深い感銘を与えてくれます。高木さんは表現の幅が広いようで、ピアニッシモの弱音から限界に近いフォルテッシモまで幅広くある意味で芯のある音できかせてくれています。息も良く続くなあというくらいに、音色を変化させながら音を引き伸ばしたりする様はさすがかなと。ちょっとドキドキするような展開だったりします。

ただ、ヘッドフォンなどで音量を大きくして聴きますと、ピアニッシモの際に聴こえるホイッスルトーンのような音とか、どうしても入ってしまうブレス音が少々気にならないわけではありません。随分と奏者に近い位置にマイクをセッティングしているようです。

それでもこのアルバムの中にあっては、意欲的な演奏で高木さんの別の魅力に触れることができると思います。生で聴いてみたいものですね。

高木綾子 福田進一/海へ
⑥海へ(武満徹)
高木綾子(fl) 福田進一(g) 2004年6月18~20日 スイス、ベインウィル修道院 コロムビア COCQ84000

2005年7月8日金曜日

【音盤】工藤重典&福田進一/ピアソラ:タンゴの歴史

工藤さんと福田のデュオによるタンゴの歴史は1991年の録音。工藤さんと福田さんのデュオはこれが3枚目のもので、ライナーによるとこの作品(タンゴの歴史)を日本で流行らせた仕掛人であるらしく。久しぶりに聴いてみての印象は「さすがに工藤さんのフルートは洒落ていて上手いなあ」というもの。


工藤&福田◎黄金のデュオ3

    ①花を分ける(ヴィラ=ロボス)②フルートとギターのためのソナチネ(ニャタリ)③アリア~ブラジル風バッハ第5番より(ヴィラ=ロボス)④サウダージ第3番(ディアンス)⑤コルコヴァード(ミヨー)⑥タンゴの歴史(ピアソラ)⑦愛の歌~映画「緑の館」より(ヴィラ=ロボス)

  • 工藤重典(fl) 福田進一(g)
  • 1991年11月
  • 日本ビクター VICC-93

高木さんのようなアクや押しはあまり強くはないのですが、細かなフレーズに成熟した味のようなものが感じられます。装飾の付け方もフリルのような丁寧さで、ブラジル風というよりフランス風とでもいうような上品さや優雅さを感じます。工藤さんならではでしょうか。美しさや洗練された感じだけではなくキレも極めて鋭く、最後の4目の「現代のコンサート」など流石といった表現力。

もっとも「タンゴ」に流れる血とか太陽とか土臭さみたいなもの、身体に沁みこんでいる情熱とリズム、みたいな感覚を求めるならば、ちょっと綺麗にまとまり過ぎているという気がしないではありません。高木さんのタンゴの歴史と比べてみて、新ためて音楽の目指した方向性はまるで違っているなと思った次第。どちらが好きかは趣味のモンダイでしょうか。

ところで久しぶりにこのCDを取り出して聴いたのですが、CDは工藤さんの直筆サイン入りでした。コンサート会場でサインしてもらったのですね・・・(覚えてなかった)

2005年7月6日水曜日

高木綾子/ピアソラ:タンゴの歴史

タンゴの歴史はアストル・ピアソラによるフルートとギターの定番的な作品ですが、このアルバムでの高木さんの演奏には、これまたたまげてしまいました。彼女の演奏の芯の強さとスピード感、それに思い切りの良さが加わって、女性が吹いているとは到底思えない演奏です。他の人の実演でも何度かこの曲に接していますが(誰の演奏かは失念)、こんなタンゴの歴史は初めて聴きました。

「Bordel1900」の出だしからして、ザックっとした切り口で鮮やかです。ほとんどフルートの限界近いまでに吹き込まれ伸ばされた音の効果ときたら、あいた口がふさがりません。「Nightclub1960」での特殊奏法とバラードの部分の緩急強弱自在の鮮やかな対比の見事さ。ピアソラに強烈な高木節を乗っけたといったところでしょうか、人によっては好みが分かれるかもしれませんね。

それでも人を惹きつける何かがある演奏であることには間違いなく、ライナー・ノーツに福田さんが若さに溢れた明快さ、ある意味で音楽に対する動物的な本能を併せ持っていると書かれていることに素直に頷いてしまいます。時に荒々しいまでのノリは凄みさえ感じます。

もっとも、全面的に彼女の演奏を肯定するわけではありません。素人が何を書くかという気もしますが、素早いタンギングでのキレやトーンの膨らませ方に気になるところもあるのですが、まあそれがどしたというレベルではあります。

高木綾子 福田進一/海へ
②タンゴの歴史(ピアソラ)
高木綾子(fl) 福田進一(g) 2004年6月18~20日 スイス、ベインウィル修道院 コロムビア COCQ84000


2005年7月2日土曜日

高木綾子/イベール:間奏曲


高木綾子さんのイベールの間奏曲を聴いていて、驚いてしまいました。あれ?この曲ってこんなにもスピード感溢れたゾクゾクするような曲だったかしらと。で、この曲の印象が誰の演奏で刷り込まれたのかと、家の少ないアルバムを探してみたら、何とこれがマルセル・モイーズの演奏でした(>それしか持ってないのかよ・・・)。

フルートの神様とも称されるモイーズの余り飾り気のないながらも一本筋の通った音と、現代風な高木さんの演奏を比べることには若干の抵抗を感じるものの、この二つの演奏から感じる印象は全く違ったものでありました。(>だから、比べる対象が違うって・・・)

福田さんのギターもなかなか激しいのですが、それ以上に彼女の圧倒的な技量に裏付けられたスピード感、少しオーバー目な抑揚は、追い立てられるかのような切なさと儚さと美しさを秘めて、キラキラと走り抜けます。冒頭の細かな音符の部分の素晴らしいこと。

スペイン風な曲調にアンニュイな抒情も加わり、たった3分11秒の演奏ですが心の中に一陣の風が颯爽と吹き抜けたかのような演奏です。


高木綾子 福田進一/海へ

⑤間奏曲(イベール)
高木綾子(fl) 福田進一(g) 2004年6月18~20日 スイス、ベインウィル修道院 コロムビア COCQ84000




2005年6月29日水曜日

高木綾子 福田進一/海へ

梅雨だと言うのに暑いですね、今日は35度にもなったのですとか。外に出ると熱風が全身を包みます。うんざりしながら涼を求めて新宿のHMVに入ったら、高木綾子さんの新譜が発売されていましたので思わず手に取りました。何と福田進一さんとのデュオではないですか。



ジャケットも梅雨時期なので最初は白カビが生えているのかと思ったのですが、水滴のついたガラス越のポートレートだと気付きました、とてもスィテキ(素敵)です。

さて内容ですが、ピアソラや武満徹の有名曲をはじめ、ボザやイベールなどのフルート関係者にはお馴染みの作曲家の曲や、アルゼンチンのギタリスト兼作曲家のブホール、カンヌ生まれの名ジャズ・ピアニスト、作曲家、指揮者であるボーリングの曲なども交えて楽しめるアルバムになっています。ありきたりの選曲でないところが、うれしいです。

高木綾子 福田進一/海へ
    ①ブエノス・アイレスの雲(ブホール) ②タンゴの歴史(ピアソラ) ③子守歌とセレナード(ボザ) ④イストワールより金の亀の番人、ガラスの鳥籠 (イベール) ⑤間奏曲(イベール) ⑥海へ(武満徹) ⑦ハバネラ形式の小品(ラヴェル) ⑧古き良き時代ノカンドンベ(ブホール) ⑨アイルランドの女(ボーリング)
  • 高木綾子(fl) 福田進一(g)
  • 2004年6月18~20日 スイス、ベインウィル修道院
  • コロムビア COCQ84000


高木さんのフルートは、実は生で聴いたことがないのですが、CDを通して聴く限りにおいては、独特の抵抗感のある音色に特徴があり魅力になっています。特に低音での迫力は、音楽だけを聴いているとジャケ写真のような女性が演奏しているとは思えないかもしれません。このアルバムでも、最初の曲から、歌声で言うなら「ちょっとハスキー」な感じの音色でグイグイと迫ってきます。

しかし、ここが誤解を招くと思うところなのですが、CDをヘッドフォンを通して聴くのと、ホール空間で聴くのでは全く異なったものであると思いますので、実際がどうなのかは、いつか補正しなくてはならないと思っています。

曲はどれもが良いですね、「タンゴの歴史」や「海へ」はもちろんですが、「ブエノス・アイレスの雲」や「子守唄とセレナード」などの、のびやかでゆったりとした曲も聴きこたえがあります。疲れた体が「ああ、海にでも行きてーな」と叫び始めます。いくつかの曲は楽譜でも入手して練習してみようかな、という気にさせてくれます(ボザとかボーリングとか)。

ギターの福田さんも絶妙な音色で聴かせてくれています、まさに余裕、貫禄といったものまで感じますね。福田さんの「タンゴの歴史」といえば工藤重典さんとのアルバムも実家にあるはずなので、いつか聴き比べて見ます。個々の曲の感想を書くには疲れすぎているので、これにて。

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2005年6月4日土曜日

オー・マイ・ガーーッ! 高木綾子さんのブログ

音楽界の動向から遠ざかっていて、ヲジさん見落としていたよ。フルーティストの高木綾子さんがブログをはじめていたんだ!


有名人ブログは花盛りで、ちょっとなァと思っていたのですが、ヲジさんは許す。ブログのデザインが少々悪かろうが、あまりめぢゃーでないブログ・サービスだろうが認める、毎日通うっ! ヲジさんも村治佳織さんとツーショット撮りたいっ!(イヤ、スリーショットがいいっ) 東京フィルの斉藤和志さんと焼肉食いたいっ・・・かは微妙っ!


さすがに、こんな内容でTBする勇気はヲジさんには、ない。