Giovanni Benedetto Plattiは1697年、イタリアのパドヴァ出身のオーボエの名手かつ作曲家です。 ヴィヴァルディが1678年、ポルポラが1686年の生まれですから、時代的にはイタリアバロック花盛りの頃。
しかし、プラッティ自身はハンブルクとヴィルツブルクの宮廷楽団にオーボエ奏者として招かれ、ハンブルクで生涯を終えています。
ヘンデルとJ.S.バッハが1685年生まれ、プラッティがハンブルクに呼ばれたのが1722年とありますから、ドイツのバロック界で活躍したようです。(Clala-Flala:バロック時代の作曲家)
収録されているソナタOp.3は6曲あり、そのうち5曲が長調です。短調であっても曲は極めて軽やかで明るく、聴いていて非常に気持ちが浮き立ちます。6番も大変技巧的な曲で演奏の最後を飾るのに相応しい曲です。 Plattiという作曲家を始めて聴きましたけど、トラヴェルソやバロックを愛好するのであればお勧めです。
演奏者のAlexa Raine-Wrightさんは、HPによりますとトラヴェルソとリコーダーの奏者、アメリカ生まれでモントリオールをベースに活躍しています。他の彼女の演奏も初めてなんですけど、発音も非常に明確で明るい音色であると感じました。
YouTubeにも彼女の動画がいくつも上がっています。
ここにはAppleMusicの動画を貼っておきます。
#今これ聴いてます https://t.co/SSvomzupBR
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) April 2, 2021
IMSLPに楽譜がありました。
指使いの優しい楽章でも少しさらってみようかと思ってます。
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