オペラシティ で開催された、アレクサンドロ・カントロフのリサイタルに行ってきました。
#カントロフ の #オペラシティ でのリサイタル。もはや自分的には伝説か。本プロも圧巻だったけど、アンコールも素晴らしく、言葉にならない。客層も良かった。
— yukimaru (@yukimaru_o) June 30, 2022
時代は大きな転換期、自分もとうに還暦を過ぎた。何に関心があり、どう考えていたか、記憶と思考の断片をつなぐ作業。将来の何に「投資」するか、自分を断捨離したときに最後に残すものは何か。私的なLife Log、ネット上の備忘録。
オペラシティ で開催された、アレクサンドロ・カントロフのリサイタルに行ってきました。
#カントロフ の #オペラシティ でのリサイタル。もはや自分的には伝説か。本プロも圧巻だったけど、アンコールも素晴らしく、言葉にならない。客層も良かった。
— yukimaru (@yukimaru_o) June 30, 2022
アレクサンドロ・カントロフのアルバムを聴いています。本アルバムの収録曲は、バルトークとリストが2019年9月にパリのルイ・ヴィトン美術館で、ブラームスが2020年1月にフィンランドのタピオラ・コンサートホールで録音されたものです。
選曲はなかなか凝ったものです。ブラームスとバルトーク、そしてリストの「ラプソディ(狂詩曲)」に、ブラームスのピアノソナタ第2番を挟むという構成です。
フランスの女性ヴァイオリニスト、エスター・アルバミ Esther Abrami(1996-)のデビューアルバムです。Apple Musicでニューリリースに掲載され、ジャケ写真があまりに美形なので思わずに聴いているという次第。(先行リリースのため、まだApple Musicに全曲アップロードされていません)
2019年の第16回チャイコフスキー国際コンクールは藤田真央が2位となり、アレクサンドル・カントロフ Alexandre Kantorow(1997-)が優勝したことは記憶に新しいところです。藤田さんの演奏も類まれな素晴らしい才能を発揮したものでしたが、カントロフの演奏はそれを上回る評価を受けました。
https://music.apple.com/jp/album/brahms-piano-works/1594418802
本アルバムは2021年3月、カントロフのオール・ブラームスプログラムで、フランスのゲブヴィレールのドミニカ教会で録音されたものです。
フランスのアダム・ラルーム Adam Laloum(1987-)の弾く、ブラームスのピアノソナタ第3番と、7つの幻想曲を聴いてみました。このアルバムは、シューベルトに次いで、ハルモニアムンディに彼が録音するソロアルバムの第2弾となります。
先日はグールドの「フーガの技法」などという、音楽の極北のような凄まじい演奏を聴いてしまいましたので、心を癒さなくてはなりません。
このアルバムは以前聴いていたのですが、レビュウらしいものを書いていなかったので再聴です。
ベアトリーチェ・ラナ Beatrice Rana(1993-)は、前アルバムの「ゴールドベルク変奏曲」もよかったですが、このショパンも凄まじくいいです。
先日、フィリッポ・ゴリーニのピアノ演奏による「フーガの技法」を聴いたので、改めて昔の名盤と言われている、グレン・グールドの演奏を聴いてみました。
https://music.apple.com/jp/album/glenn-gould-edition-bach-the-art-of-the/179940316
しかし、アルバムや演奏云々をする前に、この演奏は別格でした。
フィリッポ・ゴリーニ Filippo Gorini(1995-)は、イタリア生まれのピアニスト。ALPHAレーベルからは「ディアベリ変奏曲」「ハンマークラヴィーア」をすでに録音しています。
J.S.バッハの作品にあって「フーガの技法」は、名前は知っていても、しっかりと向き合って聴いたことが無かったのですが、こうして聴いてみますと、やはり偉大なる曲でありました。しかし、本当に曲が「分かっているか」と問われれば、否と答えるしかありません。
このフーガの技法、漫然と聴くだけではと思い、ピティナ・ピアノ曲辞典を参照してみましたが、はっきり言ってチンプンカンプンです。
オラフソンがモーツァルトの作品と、モーツァルトと同時代の作品を並べて聴かせるコンセプトアルバム。2021年4月録音、9月発売。収録時間は1時間24分とCDにすると2枚組分です。
https://music.apple.com/jp/album/mozart-contemporaries/1572873864
ヨーロッパで活躍しているスイス人のピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテ―ジ Francesco Piemontesi(1983-)による、ブゾーニ編曲などによるバッハ作品を含めた、バッハのコンセプトアルバム。PENTATONEレーベルからはシューベルトの後期ピアノ・ソナタ集に継いで2枚目となります。そのほかのレーベルでもいくつものアルバムを録音しおり、実力派ピアニストなんですね。
https://music.apple.com/jp/album/bach-nostalghia/1555758464
透明で繊細、静謐なアルバムを作成しているヴィルキングル・オラフソンの「Reflections」を聴きました。前作の「ドビュッシー‐ラモー」の続編として構成されており、2021年3月に発売されています。ドビュッシーやラモーらの作品をオラフソン自身や最先端のゲスト・アーティストによるリワークを収録した、ポスト・クラシカル的アルバムと言えましょうか。雰囲気もアルバムジャケットもオラフソン的です。
ピーター・ドノホー Peter Donohoe(1953-)の弾く、ブゾーニの作品集を聴きました。ブゾーニはドイツ系イタリア人の作曲家であり、バッハ作品の編曲版などが一般的には有名です。
マルク・アンドレ・アムランが弾くブゾーニのピアノ協奏曲というのがhyperionにあり、かつて感想を書きましたが、曲と演奏に、ずいぶんとたまげたものです。さすがにアムランだなと。
本アルバムのドノホーは圧倒的なレパートリーを誇るピアニストで、サイモン・ラトルお気に入りのピアニストの一人であったとか、解説によると「音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価」されているイギリスのピアニスト。自らの演奏家としてブゾーニの作品に強く影響されており、ブゾーニに対する思いも強いようです。
アメリカのピアニスト兼作曲家のキット・アームストロング Kit Armstrong(1992-)というピアニストのDGでのデビューアルバムは、イングランドで活躍したルネサンス音楽の作曲家ウィリアム・バード Willian Byrd(c.1540-1623) とイングランドの作曲家でオルガン建造家のジョン・ブル John Bull(1562/3-1628) の作品集です。
DGの前はソニー・クラシカルからリストやバッハ、リゲティなどのアルバムを出しています。
アームストロングさんはJAPAN ARTSの演奏家紹介によりますと、音楽とともに物理学や化学、数学も学び、さらには純粋数学の修士号も得ているとのこと。理系的な知能指数の高いピアニストなんですね。
アンドレアス・シュタイアーさんのJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻を聴きました。録音は昨年2020年6月から7月にかけてテルデック・スタジオ・ベルリンで行われています。
ロシアの作曲家リャプノフ (Lyapunov 1859-1924)作曲の12の超絶技巧練習曲というものを聴いてみました。超絶技巧練習曲というとリストのそれを思い出しますが、リャプノフ自身、リストを崇拝しており、リストの作品を引き継いだ調性での12曲となっています。Wikipediaによれば、『12の超絶技巧練習曲 作品11』は「間違いなリャプノフの最高傑作」とあります。
https://music.apple.com/jp/album/lyapunov-12-%C3%A9tudes-dex%C3%A9cution-transcendante/1585967204
この曲を聴くのが初めてどころか、リャプノフという作曲家を初めて知りました。いかにもロシア的というのでしょうか、なんとも凄まじいまでの音楽です。抒情性が高く出ていて音楽に風景が見えてきます。繰り返して聴いていますが、病みつきにになってしまいます。ピアノという楽器の持つ限界をギリギリまで出しきっているといいますか、一人の人間だけで、こんなにも美的で激しく、ある意味で凶暴な音塊を生み出すことができるものなのかと、いやはやピアニストとピアノという、ほんとうに楽器は途方もない。
弾いているのは、フロリアン・ノアック(Florian Noack)という1990年ベルギー生まれのピアニスト。ディスコグラフィーを見ると、リャプノフの他のピアノ曲も録音しているようです。機会があればこちらも聴いてみようと思います。
(参考)
2021年 第18回ショパン国際ピアノコンクールの覇者、ブルース・リウさんのコンクールでのライブ録音を聴いてみました。
今回のコンクールはYouTubeで生配信されました。また、コンクール後の11月8日にはNHK交響楽団との共演、11月11日には東京オペラシティにてリサイタルを開かれたようです。ブルース・リウさんは1997年のパリ生、モントリオール育ちの中国系カナダ人、フランス語、中国語、英語に堪能な今年24歳。
アリス=紗良・オットのショパンを聴いています。
Mikikiに、本アルバムに寄せたアリス=紗良・オットのインタビューが掲載されているので、併せて読むことで理解が深まります。
ふだん、あまりクラシックやショパンを聴かないリスナーに、現代的な雰囲気を含んだ曲をはさんで、プレイリストとして編集したとのこと。正攻法のショパンというよりも、私的なコンセプトアルバムのような雰囲気に仕上がっていると感じました。
自分的には、こういう形でショパンを提示してくれなくても大丈夫(?)なんですけれど、アリスさんの意図を想像しながら聴くのも悪くはありません。
イゴール・レヴィット(Igor Revit)による意欲的にして壮大なアルバムです。CDにして3枚分、聴きとおすと2時間半近くになります。
ショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ、バッハへのオマージュでありショスタコ的な内面世界の吐露にして実験的な作品でもあります。
前半はショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ」が、後半にはスコットランドの作曲家であるロナルド・スティーヴンソン Ronald Stevenson(1928-2015)の「DSCHによるパッサカリア」(1962年作曲)が収録されています。
ショスタコーヴィチの曲はとても素晴らしく、未聴であるならば、こんな曲をまだ聴いていなかったのかと若干悔しくも嬉しい思いになるかもしれません。
スティーヴンソンはブゾーニの流れを組むヴィロトゥオーゾ・ピアニストでもあります。作品には超絶的かつ技巧的な変奏曲が多いらしく、この「DSCHによるパッサカリア」は彼の代表作の一つなのだそうです。
全く知らない作曲家の作品も併せて聴くにつけ、まだまだクラシック音楽世界は深く広いものだと再認識しています。
ヤン・リシエツキ Jan Lisiecki(1995-)の新譜が発売されています。ショパンのノクターン(夜想曲)全曲です。リシエツキはグラモフォンに既に8枚の録音をしており、ショパンはこれが3枚目の録音となります。
実のところ、自分にとってショパンは苦手としている作曲家でして、あまり聴きこんだことがなかったのですけれど、この盤を聴いて、その先入観と苦手意識は見事に、そして完璧に崩れ去りました。ショパン素晴らしい!(好きな人には当たり前)というか、リシエツキのピアノがとても良いということなのでしょうね。
ショパンの練習曲全曲を録音したのが17歳、今はまだ26歳です。リシエツキ天才!とか思いますけど、ノクターンの最初の曲をショパンが作曲したのが20歳の頃といいますから、天才というのはそんなものなんでしょう、改めてその早熟性に感嘆するまでもなく。
当たり前ですけれど、梅雨が明けて一気に暑いです。カラダが気温の変化についていけません。職場や交通機関は異常なほどの冷房で、外気温差とのヒートショックもさえ懸念されます。
夜も寝苦しいので、なかなか寝つけません。そんな夜にはとこれを聴いてみました。
https://music.apple.com/jp/album/%E5%A4%A2%E6%83%B3/1411407226?i=1411407249