自分で書いておいて、没企画(「CDでワーグナーの歌劇・楽劇を聴く」という無謀なシリーズ)になっていたものだからすっかり忘れていました。スター・ウォーズと指環の類似性について言及した海外サイトが、そういえばあったのですよね。
Richard Wagner Web Siteというサイトの中の「スターウォーズ・シリーズとワーグナーの《指環》~構成、主題そして音楽のつながり(The Star Wars series and Wagner's Ring
Structural, thematic and musical connections)」というページです。あの時は内容を読まずにスルーしたので今まで全く忘れていました。テキストは膨大でまだ触りしか読んでいませんが、せめてタイトルだけでも拾っておきましょう。
Introduction
■Structural identities
- The dimensions
- The non-linear realisation
- To create a World
- The need for total control
- The cult following
■Thematic identities
- The Old Sin which is Atoned by Youthful Heroism
- The Conflict Between Power and Love
- Father and Son : The Central Conflict, and Two Battles of Life and Death
- Father and Daughter - a Conflict of Will
- The Magic Sword
- The Orphaned Hero
- Tuition and Initiation by a Dwarf
- The Incestuous Hero Twins
- The Symbols of Power
- The Evil Dragon
- The Forced Marriage, the Tyrannical Husband
- Magic Sleep and Sex Change
- The Magic Helmet
■Musical identities
General similarities
- The importance of the orchestra
- The opening effect
- The use of leitmotifs
- The construction of the leitmotifs
Specific identities of construction
- Luke Skywalker = Siegfried
- Obi-Wan Kenobi / the Force = Siegfried as tragic hero
- Siegmund & Sieglinde, twins = Luke & Leia, twins
- The Death Star = The Ring
- Leia = Brünnhilde
- Darth Vader = Hunding
- Han & Leia = Tristan & Isolde
タイトルを眺めるだけで、ワーグナー好きな方でスター・ウォーズも好きな方には興味深い内容ではないかと思います。英語が読めない人でも、ライトモチーフの項は楽譜とMIDIファイルが提供されていますので両者の類似性を目と耳で楽しむことができます。あまりにも鮮やかな解説です。(>そうか、デス・スターがリングだったのか!)
はじめまして、瑞紀と申します♪
返信削除クラシック情報のネットサーフィンでこちらを知りました。。
書き込みしたくなったのは、
スターウォーズとリングが目に入ったから・・・
そうですよね!?
こんなこじつけは私だけかな、と思っていましたが
こちらでも記してありましたので、おお!と嬉しくなって。。。
というか、リンク先なども拝見しましたが、
これって有名なコトなのですか?
逆に私が知らなかっただけなのでしょうか(^^;)?
時間あるときにゆっくり類似性を検証(?)してみたいです。
また、こちらのHPには音楽だけではなく
本の紹介もあり、これまた嬉しく拝見いたしました(^^)。
幅広く読んでいらっしゃいますねー、
特に、高村薫さんのレビュー、面白かったです。。
リンク切れが多いのが残念ですが。。。
ブログの更新、これからも楽しみにしております!
こんばんは、瑞紀さん。いらしてくださってありがとうございます。
返信削除リンク先のワーグナーサイトは、非常に膨大なテキストでかなりのワグネリアンであることが伺えます。英文も読んでみますと、エピソード1の後あたりに書かれたもののようですが、「指環」との類似性については、ほとんど網羅されているように思えました。特にライト・モチーフについての考察は鋭いですね、うなづきながらMIDIを聞きそして解説を読みました。
リンク切れが多いのは現在修正中なんですが、いったい誰が見ているんだろうとか思うと、なかなか手が付けられない状態です。最近ちょっとだけ更新しましたが、これとて自己満足の世界かと。
高村薫はお好きですか? またいらしてくださいな(^0^)/
こんにちは♪ MIDI聴いて解説読んで、ほー、と頷いた瑞紀です(^^)。
返信削除自分の思い込みがこのように他の方に立証(?)されると嬉しいですね、
今後は登場人物が錯綜しそう。。。
こちらのサイト、スターウォーズの項のほかにもあちこち拝見、
「The Europe of Wagner An interactive map」など知識もクリックも
楽しく散策いたしました。。貴ブログでご紹介いただき感謝です!
また、本のリンクもあちこち復活のご様子、嬉しいです(笑)。
高村薫さんもちろん大好きですが
レビューを拝読し、読みそびれていたシュリンクの『朗読者』が気になりました、
読後、またこちらのレビューを読みなおしてみたいと思います。。
勝谷さんのさるさるは私も長年愛読しておりますが、あの本は立ち読み。。
理由はYukihiroさんの感想と同じ。「えーっ、これだけ?」。
でももしかしたら何か理由があって書けない、と何処かで信じていたいです(笑)。
天木さんの本、こちらも立ち読み(^^;)。この方はちとイタイ。
リニューアル後のブログもまだ一応読んでますが(笑)、本もブログも
個人的感情恨み節調の首を傾げたくなる類の意見が一見正論調の中に散見、
一向にそこから先が見えないまま放置されているようなのも脱力してしまいます。。
などなど、本と音楽の話題は尽きないです(苦笑)、
カンケイない内容まで書きこんでしまいすみません、
長文、失礼いたしました。。
��私のブログ文中でこちらリンクさせていただきました。。)
こんにちは瑞紀さん。貴ブログでのご紹介恐れ入ります。
返信削除それに、この暑いのに「バルジファル」とはさらに恐れ入ります(^^)
私は「トリスタン」を聴こうとする誘惑に何とか打ち勝っております。
それにしても随分と拙ページをご閲覧の様子、何を書いているのかと、自分ながら気になって恥じ入るばかりです。
勝谷さんの紹介で「Will 8月号」も読んでみたのですが・・・感想はそのうちアップいたしましょう。高橋さんの「靖国問題」は、通常程度の知識があれば、敢えて読むほどの知見に満ちていはおりませんです。