銀座シックスに行きましたら、中央の巨大な吹き抜け空間に、名和晃平さんのオブジェが展示されていました。「Metamorphosis Garden(変容の庭)」と題された作品だそうです。
実はこの作品には、ある「しかけ」があるのですけれど、急いでいたので、それを確認することはできませんでした。展示もいつまでなのか分かりませんけれど、機会があれば再訪します。
一見すると、名和さんおなじみの鹿のオブジェなんですけれど、周りのオブジェが雲のようです。吹き抜けに浮かんでいますから空中に漂っているかのようです。
雲のから立ち上がる雫のような物体は、神々が島国を造ったという日本神話を彷彿とさせます。
以下はG SIXのページによる作品紹介です。
「Metamorphosis Garden(変容の庭)」は、生命と物質、あるいはその境界にある曖昧なものが共存する世界をテーマにしたインスタレーション。瀬戸内海・犬島の《 Biota(Fauna/Flora)》(2013)のインスタレーションの発展形として、混沌から生じる新たな物語を表現した。 不定形の島々と雫、そこに立ち上がる生命の象徴としての“Ether”と“Trans-Deer”。アルミナとマイクロビーズの粒で覆われた彫刻群が吹き抜け空間に浮かぶ。そこに、振付家ダミアン・ジャレとの共作によるARのパフォーマンスが展開し、絶えず変容する世界がリアルな物体とARのイメージとして重なり合う。
(参考)
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