2021年6月30日水曜日

湯島天神(天満宮)と夏越の祓

湯島近くのギャラリーにでかけたついでに、湯島天神にお参りしてきました。

湯島天神は、御祭神を天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と菅原道真公(すがわらみちざねこう)となっており、いわゆる学問の神様ということになっています。

正式名称は「湯島天満宮」で、公式ページによると、創建は雄略天皇二年(458年)に遡るようです。菅原道真公をお祭りしたのは、正平十年(1355年)のことなので、最初から菅公の神社というわけではなかったようです。

そもそも「天神信仰」は菅原道真公の神霊に対する信仰ですが、本来は地神(くにつかみ)に対する天神(あまつかみ)とされていたものに、雷神信仰が結びつき「天満大自在天神」として菅公の神霊への信仰と結びついたもののようです。

地神、天神ということは、出雲に対する伊勢ということなのでしょうか。神様の世界も調べていくと奥深いものがありそうです。

現在の社殿は明治18年(1885年)に改築、平成7年(1995年)に総檜造りで造営されたものだそうです。

ここにも一年の半分が過ぎた夏越の祓(なごしのはらえ)の神事のため、茅の輪が設置されていました。28日の日曜日でしたが、しっかりとくぐって参拝してきました。

(追記)

湯島天神も神田明神と同様に高台に位置しています。江戸時代はさぞかし目立つ存在だったのでひょう。

(参考)


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