坂口恭平さんのパステル画の個展を、神田のTETOKAで見てきました。
喫茶併設のそれ程広くないアートスペースに、多くの人が絵をじっと、長い間見入っていました。
自分の中の景色を思い出したり、懐かしんだり、置いてきたものを惜しんだり、あるいは過去の傷を癒したり。あるいは未来に向けての希望を感じたり。彼の絵は、具象でありながら、色々なことを語りかけてきます。
アートというのは不思議なものです。
プロのどんなに上手な作家さんであっても、彼のような彼岸の先のような絵は、滅多に描けるものではないと思います。
その違いは何なんでしょう。彼の絵に惹かれる人たちは、口では説明できなくても、それが分かっているんです。
それから#坂口恭平 パステル画展行ってきた。
— yukimaru | Clala-Flala (@yukimaru_o) August 29, 2020
え?こんな小さいの?と思ったけど、見ているうちにその青に吸い込まれて眩暈した。
懐かしさと哀しみなどがないまぜになった、究極の癒しの絵画だったよ。 pic.twitter.com/7zKOhITuXJ
これが描けて本当に幸せです。完全な傑作ができた。絵の師匠に見せたら「完璧な傑作です。おめでとう」と言われた。
— 坂口恭平 (@zhtsss) August 2, 2020
『三角町郡浦の交差点』
シュミンケのパステル
アルシュの紙
560mm×760mm
一生残ります。死んだ後も残るはず。300年残ると師匠に言われた。乾杯。 pic.twitter.com/3vg8uNTFL1
(参考)
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