硫黄岳山荘に泊まって硫黄岳と横岳に登ってきました。
写真は硫黄岳から、横岳、赤岳方面を望んだところ。大ダルミの少し先に硫黄岳山荘がちょこんと見えます。
一日目は桜平から硫黄岳山荘まで、二日目は横岳から赤岳に縦走し文三郎尾根で降りて南沢から美濃戸口という行程です。土日を利用しての登山なので、あまり疲れが残らないように一日目を軽くしました。
天気予報は微妙で、日本海側に高気圧がいるため、南からの湿った空気を巻き込んで、天気は崩れる方向、上空に3度の寒気があるため、3000m級ではみぞれまたは雪が舞うみたいな予報。自分にとっては、初めての山小屋泊なので、多少の悪天候は覚悟して行くこととしました。パーティーは3名です。
結果的には、一日目はまずまずの天気。時間的には余裕があったので赤岳鉱泉から根石岳を回っても良かったかもしれません。硫黄岳の爆裂火口もしっかりと拝むことができました。
二日目は朝6時に登山開始したものの、横岳を過ぎたあたりから雨が降り出し、途中からは雨具を着込むほどに。天気は回復しそうもなく、眺望も得られず、さらに足元が濡れて危ないので地蔵尾根から下山しました。
それにしても、台座ノ頭から横岳までは、何度も登山ガイドやネットで事前知識を得ていたものの「怖え~っ!」と思わず声を出してしまうほど。もう一度行けと言われても断りたいです。
雨も降ってきての最後の岩場の下りも、滑るすべる・・・。いけないとは思いつつも、全体重を鎖にかけてズルズルと降りました。
それでも、今回は山小屋泊と横岳縦走を目標にしていましたので、そこそこ満足、行者小屋で飲んだコーヒーがとにかく旨かったです。
硫黄岳山荘は、コロナ対策として宿泊者を制限しているため、非常に快適な山小屋泊を経験できました。ちょっと病みつきになりそうなくらいです。
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