土曜日の夕方は風がビュービュー吹いて冬に逆戻りか?というくらいの寒さ。それが今日は一転して気温も上がり気持ちの良い青空、すっかり冬も去ったとばかりの天気。家人と愛犬を連れ立って、近所をゆっくりと2時間近くも散歩しますと、それなりに疲労感も生じます。愛犬はトシなので散歩の後はぐったり、私はやっぱりもったいないので走ることにしました。
「走る」ことに対する肉体的抵抗はありません。しかし10km以上の長距離走をしようとすると、アップも含めると1時間半以上になりますから精神的抵抗は小さくない、面倒だなあというような。なので今日も短時間で切り上げようと400mトラックでのインターバル走にしました。
先週は1分のインターバルを完全に休憩にしていた、ストレッチとか体や息を整えながら、走ることは止めていました。今日は負荷を少し上げて「止まらずに続ける」ということをテーマに400m2分走の後の1分をタラタラとジョギングでつないでみます。これを10セット。
やってみると結構つらい。走りながらどこが「つらい」のだろうと考えます。脚はまだ大丈夫、息も上がりきっているわけではないし、脈拍もバクバクしているわけではない(測っていないから分からないのですけど)。「つらい」と感じるのは中程度の負荷に対して精神と肉体の耐性ができていない故なのだろう、すなわち「慣れ」の問題であろうな、とか考えながら走ります。
iPodからはラフマニノフのピアノが炸裂しています。ラフマニノフ流しでかけているので誰の演奏かは良く分からない、でもこの強烈さはホロヴィッツかなとか思いながら走る。少しでも筋肉や靭帯、関節に異常を感じたら止めるつもりでいましたが、この程度の負荷ならば大丈夫そうです。
10セット終了後、少し休んでからダウンのつもりで軽く2千mを流します。ゆっくりしたペースでいいと思っても体が軽くて、5分10〜20秒くらいのペースになってしまいます。調子がよければ、5分10秒のペースで5000m程度なら走りとおせそうな気がしてきました。
こういう走り方をしていると、何だか「トレーニングしている」という気になるものですね。
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