2004年4月11日日曜日

イラク拘束事件の責任所在

被害者の家族がTVで政府に訴状やら苦情を呈していますが、ネット上の意見ではネガティブな反応が多いようです。危険地帯に自ら行った彼女と彼らと、未成年までもイラクに行かせた家族に対する非難です。

イラク撤退に反対という世論も7割近いらしく、私は少々驚いてしまいました。




私はすぐに自衛隊撤退すべきという意見にも(そもそも派遣がどうだということもあり)同調しかねるのですが、政府も世論もひとつの選択肢を即座に放棄したということに疑問を感じています。


それにしても「自己責任」と言う方々は厳しいですね。危険なイラクに飛び込んだ彼らと彼女の行動には、私も幼さと甘さを感じますが、「自己責任」を問う方々は、彼らと彼女の日本における行動にさえ批判と嫌悪を感じているように思われます。さらにそこに、家族の反応が「自己責任主張派」の感情に油を注いでいるようです。政府方針や自衛隊に反対するような輩が、どうしてその政府や自衛隊に助けられなくてはならないのだと。


当然、日本政府はイラクへの渡航に関し警告を発してしていましたが、結果的には彼らと彼女のイラク入りを許可したわけです。責任の所在という点では何処に帰結するのでしょうかね。本人と家族の自己責任もありますが政府の責任も否定できず、全力を挙げて救出することも当然であると思えます。


今回の事件に対する反応は、政府にも何か重い決断を迫られていますが、個人にも踏絵のような意味合いも持ってしまったように思えます。自衛隊派遣どころか、日米安保を含め大きな課題を投げかけている事件です。それにしても、時間がない・・・