2007年3月13日火曜日

ららぽーと横浜あと3日でオープン

JR横浜線 鴨居駅から歩いて数分のところに、三井不動産の大型商業施設である「ららぽーと横浜」が15日にオープンします。本日、内覧会の機会を得ましたので早速ですが行ってきました。





最近、いい加減見飽きてきた感のある、モール型ショッピング施設ですが、イオンやアリオ、ダイヤモンド・シティなどとは一味違って都会的なセンスをデザインに・・・・以前は感じていましたが、三井不動産物件を続けて見てきましたので、なんだか感覚が麻痺してきました。(この間にも、東京近郊ではダイヤモンドシティやら高島屋の完全子会社によるSCなどもオープンしていますから・・・)

それでも、今までのららぽーとシリーズとは訳の違う専門店数約370には度肝を抜かれます。延べ面積(駐車場を含め)で22万平方メートル以上ですから、ちょっと離れても建物の全貌などカメラに納めることは出来ません。写真は建物のほんの一部です。




店舗は屋外のセンターコートを中止として、トップライトを持ったストレート・モールとカーブ・モールがノード(節点)と呼ばれる吹抜け空間を介して繋がっています。形状があまり複雑ではありませんから動線的には割りと分かりやすい。歩いていても、あまり広さを感じさせないところが不思議です。

今日は内覧会なのですが、関係者以外に近隣の人も招待しているからでしょうか、スーツ姿のビジネスマンに混じって、母子連れの姿も目立ちます。店舗も殆どが開業しています。正式営業ではないものの、人ごみはものすごくて、地方都市の休日以上の混み方です。鴨居なんてわざわざ行かなくては、他には何もないんですよ。まったく横浜にはモノ好きが多いものだと感心します。別に内覧会+プレス発表だからってサンドリーヌ・ピオーがヴィヴァルディのアリアを歌って3日後のオープンを祝うとかいうわけでもないのですがね・・・(^_^;;



それにしても、またしても巨大な物欲と妄想と時間と金を吸収する施設が増えたということで、横浜線周辺の人の流れは(住宅もこれからがんがん出来ますし)全く変わったものになってしまうかもしれません。

折りしも今日の日経新聞夕刊には大丸が持ち株会社を設立して松坂屋と経営統合するとのニュース。イオンはダイエーと提携し強大な支配力を持つに至っており、セブン&アイ・ホールディングスと真っ向勝負です。業界は生き残りと新たなるマーケットを目指して急ピッチで動いています。

ちなみに三井不動産は昨年から今年にかけて、川崎、豊洲、柏の葉と、相次いで関東近郊に巨大商業施設をオープンさせてしまいました。3月30日には六本木防衛庁跡地の巨大再開発、東京ミッドタウンがグランドオープンします。恐るべし勝ち組不動産の代表格。プチ金持ちからも貧乏人からもドンドン金を吸い取って、どんどん裕福になあ・・・れ、って、ホントにこれでいいのか?