- ハイドン:交響曲第49番「受難」(ハイデルベルク響/ファイ)
- ベートーヴェン:フルート作品全集(ランパル)
- ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(ズーカーマン)
- ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(E. ウォルフィシュ/ダイアー)
- ラウタヴァーラ:交響曲第8番「旅」/ヴァイオリン協奏曲(ラハティ響/ヴァンスカ)
- ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲(シュツットガルト放送響/プレートル)
ハイドンの作品の中でも異色な存在であるこの「受難」を、古楽系の中で最も異色な指揮者であるトマス・ファイが指揮しました。弦はモダン楽器でノン・ヴィブラート、管はナチュラル・ホルンとモダン・オーボエを採用。師アーノンクールゆずりの過激なアクセントが印象的な録音です。(satt)というのが推薦文。ファイが古楽系で最も異色ですって? モダン楽器でハイドンといえば、アダム・フィッシャーもそうだったかしらなどと、拙い知識をゴソゴソしても何も出てこない。
ランパルのフルートは、久しぶりに聴けばやっぱり惚れ惚れするんだけど、曲がつまらない。というか、ベートーベンのリズム、旋律が物足りない。全部聴き通す忍耐が今日は得られず。
春だし、やっぱり「四季」だよなと、CDでイル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏を聴いた後に、NMLに戻ってPinchas Zukermanのヴァイオリンの演奏を聴いたら、重くて音悪くて聴きとおせず。口直しに何かないかなと選んだのが、Paul Dyer指揮、Elizabeth WallfischのヴァイオリンでAustralian Brandenburg Orchestraの演奏。ABOは音楽監督のDyerがオーストラリアで初めてのピリオド楽器によるオーケストラとして1990年に結成したものらしく(→公式ページ)。悪くないっす、こういう四季は安心して聴けます。ヴァイオリンのWallfishも品があって良いです。無知な私は彼女の名を初めて知りますが、情報はhyperionに(→こちら)。
ラウタヴァーラは鎌倉スイス日記のSchweizer_Musikさんが「良いぞ」と書くものだから(→http://suisse.exblog.jp/5873821)聴いてしまいました。いや、よかったです。なんたってヴァンスカっす。良いものを良いとだけ書いてオシマイにするというのは、これくらい楽な作業はないっす。
それで、今プレートルのラヴェルっす。私はフランス音楽は全く苦手なんですが、このオーケストレーションには、やはり脱帽です、敵いません、御免なさい。泣きそうになります、ラヴェルの音楽って、マーラーとかとは違う地平において。
- ケータイEdyとか、Google検索とか、ブログとか、私は普通だと思っていた。しかし同年代の友人らに会うと、Edyを使う奴なんて始めてみたと言われる。ブログを書く友人も中には居るが、ディープさが違うみたいだということに、最近気付きつつある・・・。
- 私は煙草は吸わない。しかし飲みに行くと、スーツに染み込む煙草の匂い! 喫煙者よ、この不快感を貴方達は理解しているかね?
- ハンカチの「耳」ってどこだ?
- 東京単身赴任生活も今年で5年目になってしまった・・・。