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2021年1月10日日曜日

1月20日 米大統領就任式に向けて

1月6日のアメリカ上下院合同会議における暴動の余波がおさまりません。日本のメディアだけ見ていても、その混乱ぶりは伝わらないでしょう。個人的な備忘録として書いておきます。

これらは、TwitterやYouTubeなどで、数多くの人が書いたり語ったりしているので、今は情報にすぐアクセスできますが、しばらくすると忘却の彼方となるか、消されてしまう可能性があります。

歴史に残る汚点となった1月6日については、今後も繰り返し語られるとは思います。

暴動が鎮圧された後、ペンス副大統領はバイデンが次期大統領であると宣言しました。

暴動は当初、ANTIFAの一味であったとされていましたが、ワシントン・タイムズも顔認証ソフトがANTIFAと特定したと流した記事を訂正したり、ネットでも様々な検証が行われ、騒動の中心はQAnonやネオナチ、それとトランプ支持者だったという方向にりました。




それにしても暴動の後は凄まじく、議員の部屋は荒らされ、器物派損壊、盗難などされ、さらには汚物をまかれたり、爆弾が設置されたりと、何でもありの状況です。

また、議事堂に暴徒や穏健派のようなトランプ支持者を、一部の警察などが誘導しているかのような映像なども流れており、暴動が仕組まれていたのではないかと考える者も少なくありません。

民主党は、トランプが騒動を煽ったとし、Twitterなどのソーシャルメディアは今回の結果に反するような発言を規制、さらにはトランプ大統領、フリン元大統領補佐官、リンウッド弁護士、パウエル弁護士などのTwitterアカウントを停止しました。特にTwitter社はトランプのアカウントを永久凍結と決めました。Parlerにトランプ氏のアカウントはありませんが、ほか3名は積極的に投稿を続けています。

とくにリンウッド氏は、この措置にブチ切れた様子で、ハンタ・バイデンの盗まれたラップトップの中身と思われるものを、Parlerで部分的に公開しました(それは、とても酷いものです)。またWikiLeaksの全情報が公開になり、これもトランプがやったことではないかとSNSで流れました。公開された内容は確認していませんが、今まで隠されていた情報の多くがディスクローズされてきています。

Twitterからの逃避先にになっていたParlerやgabにもGoogleやAppleから圧力がかかります。投稿を検閲しないなら、Google Payなどからアプリを削除すると発表したのです。(実際App Store からもParlerは削除されました)。1月10日、それを受けて、パウエル弁護士はgabやClouthubにアカウントを作るとParlerに投稿しました。


一方、民主党ペロシ下院議長は、トランプを危険人物と見てスピード弾劾することを主張し、その手続きに入っています。来週月曜日には議会に提出されるはずです。

そんな中で、トランプ氏はバイデンへの政権委譲は行っていくものの、1月20日の大統領就任式には出席しないと発言しており、その趣旨をトランプ支持者も計りかねています。トランプは敗北宣言はしておらず、次も大統領になることをまだ諦めてはいないと考るトランプ支持者も多いようです。

民主党の不正選挙は、当初は中国共産党の関与であるとされていましたが、ここにきて、イタリアの軍需産業グループでもあるレオナルド社が絡んでいたということが、トランプ陣営や一部のメディアから報告されています(大手メディは当然に発表せず)。中共ならまだしも、NATO同盟国であるイタリア(バチカンという説も)が絡んでいたとなったため、トランプ陣営も軍事オプションなどを使えなくなった、戦略を変えざるを得なくなったと説明するYouTuberもいます。

また、1月7日には不正選挙について詳述したラトクリフ国家情報長官のレポー(DNI Report)が議会に提出されています。米国選挙に外国製からの関与があったことを記したものです。これがきちんと審議されるか、客観的なものではないとして棄却されるかは今後です。

国会での混乱の中で、ペロシ下院議長のノートPCが(米軍の特殊部隊に)持ち出されたとの情報もあり、ペロシ氏は相当に焦っていると見るトランプ支持者も多くいます。デニスモンゴメリ(元CIAやFBI)が開発したとされる、ドミニオン投票機のソフトウェア、ハンマーやスコアカードに関する情報が収められているのではないかとされています(真偽不明)。

大手メディや反トランプ派の識者は、騒動の前後で陰謀論が一気に表に出てきた(市民権を得はじめた)ことに危惧をあらわし、陰謀論を撒き散らすSNSに対する懸念や取り締まりに加担するような報道を強調しています。江川紹子さんは、トランプに未だにこだわる人たちをカルトと言い始めました

トランプ再選に向けての残された時間は、もはや多くはありません。あと10日ほど、しかし何が起きるかは、今現在でも分かりません。


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