2021年1月27日水曜日

イタリアの情勢

イタリア首相辞任へ 26日に表明、新政権の樹立狙いか 日経新聞 2021年1月26日

タリア首相府は25日、コンテ首相が26日に辞意を表明する見通しだと発表した。連立与党は内紛で一部の政党が離脱し、議会上院で議席が過半数割れとなっている。いったん辞任し、再度、新政権の樹立を目指すとみられている。26日の閣議で閣僚に辞任の意向を伝えた後、マッタレッラ大統領に辞表を提出する。報道によると、コンテ首相はいったん辞任して、マッタレッラ大統領から再び首相指名を受けることを視野に入れている。

コンテ氏は19日に上院の信任投票を乗り切ったものの、絶対多数の票は確保できず、連立政権内から辞任を求める圧力が高まっていた。政局の混迷が深まる中、連立与党内からも、直ちに解決策を見いだせなければ、解散総選挙は避けられないとの見方が出ている。(ロイター)

イタリア連立与党で内紛
元首相が離脱示唆 コロナ復興巡り溝 日経新聞 2021年1月14日

新型コロナウイルスからの復興計画に対し、不満を示すレンツィ元首相が連立からの離脱を示唆しているためだ。コンテ首相が事態打開の道を開けるかは不透明で、伊政局の緊迫度が増している。

与党の一角「イタリア・ビバ」の党首を務めるレンツィ氏
もともと与党の中道左派「民主党」に所属していたレンツィ氏は、19年9月に離党し、イタリア・ビバを結成した。独立によって自らの存在感をアピールし、首相への返り咲きを狙っているとの声は多い。

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