2004年3月24日水曜日

森永卓郎氏の「戦争反対」


��FJ総合研究所の森永卓郎氏のサイトを見ていたら、「戦争反対」という記事がみつかりました。これはニュースステーションのメールマガジン「ブーメラン」に掲載したものとのことで、2003年3月18日と同年5月14日に掲載されたものです。森永氏の論理は痛いほど良く分ります。




短い文章なので読んでいただいた方が良いのですが、彼の論旨で以下の部分はなるほどと思うものです。


中国にしても、ベトナムにしても、しばらく前まではとても民主的な国家とは言えなかった。それが大きく変わったのは、経済的に豊かになったからである。力でねじ伏せるのではなく、経済的な豊かさを実現することが、独裁を終わらせる最良の方法なのではないか。


世界を100人のムラに例えたらとかのベストセラーではありませんが、アメリカの一部の富裕層に世界の富のほとんどが集中しているのは事実です。日本も戦後は平和憲法のもと経済復興に全力を挙げることができたから、ちょっと前までの日本があるのだと思います。


戦後復興の件についても、少し触れられていますがチェイニー副大統領とハリバートン社の関係、軍の後方支援に関わる業務を民間発注として、KBR社(ケロッグ・ブラウン・アンド・ルート社=ハリバートンの子会社)に、ほとんど特命で発注したことも、知る人は皆知っています。


北朝鮮を刺激して危険な行動に走らせているのは、他ならないアメリカなのだ。余計な圧力をかけなければ、日本が危険にさらされる確率は随分減るだろうし、万が一日本攻撃時にアメリカに守ってもらえなくても、私は大量殺人に加担するくらいだったら、死んでしまった方がましだと思う。


私は「死んでしまった方がまし」というところまでは、腹をくくれていませんが、こういう論を聞くと最近の国防を増強しようとする論者からは罵倒されそうですね。外交とは戦争をするところまでを見据えた圧力が絶対に必要だと説いていますから。


力には力で対抗してきます。イスラエルの暴挙によって世界は緊迫の度合いが一気に高まっているように思えてなりません。