言論弾圧といえば、こういう記事もみつけました。『社保庁職員が「赤旗」配布容疑で逮捕 国家公務員法違反』(3月3日朝日新聞 電子版)。事件は見出しのとおりですが、国家公務員法の違反容疑による警視庁の強制捜査は21年振りだそうです。短い記事によりますと、
公安部は今回の逮捕理由を「中立性を求められる国家公務員が、政党機関紙を反復継続して配布するなど守るべき規範を超えている」と説明している。
とのことです。「赤旗」が問題ですか。では、公明党と創価学会の繋がりなどは良いのですかね。
言論弾圧というと過敏すぎるかもしれませんが、例えば、教育基本法改正促進委員会における民主党 西村真悟衆院議員(たけしの「TVタックル」によく出演されている極右議員です)の次の発言はいかがですか。
教育基本法の改悪を目的とした、自民、民主両党国会議員の議員連盟。二月二十五日に設立、両党の有志議員二百三十五人が参加しています。教育基本法改悪法案の早期国会提出へ向け、国会議員の過半数まで議連を拡大することなどが当面の方針です。委員長は自民党の亀井郁夫参院議員。二〇〇〇年五月に「神の国」発言をした森喜朗元首相らが最高顧問になっています。
民主党から同議連に参加した西村真悟衆院議員が、設立総会で「お国のために命を投げ出しても構わない日本人を生み出す」などと発言。教育基本法改悪の目的がどこにあるのかをあけすけに語りました。〈2004・3・6(土)〉「しんぶん赤旗」
あまり話題になっていませんよね。西村議員ですから確信犯として許容範囲内ですか。この報道は、大手新聞では朝日新聞と赤旗(赤旗が大手かはさておき)でしか報じなかったそうです。こういう発言は野放しで赤旗を取り締まりますか。(そろそろ「日本共産党」とか「赤旗」という名前を降ろしたらいかがでしょうかね。個人的には私も「共産党」と「赤」には、どんなに正当な事を述べていても、色がついてしまいますからね。自ら自己矛盾をさらしているのですし。)
もはや政権与党と野党の対立はなく、オール与党で言論は改憲と右傾化に一直線という見方もできますが、ここは慎重にならなくてはなりません。はてさて・・・
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