2019年3月31日日曜日

第95回 白日会展2019 絵画部門

昨年は行けなかったので2年ぶりの白日会展です。今年も、気になった作品を挙げておきます。こうしてみると、毎年同じ作家さんをあげていることがわかりますね。 作品の掲載は、会場とは順不同です。

ポゴレリチをApple Musicで、初期の録音から聴きなおしてた

ポゴレリチをApple Musicで、初期の録音から聴きなおしてみました。

改めて、彼の天才性が確認できましたね。


追記

2019年3月28日木曜日

トッパンホール でヴェロニカ・エーベルレ のバイオリン

 

2019年3月24日日曜日

クルレンツィスの衝撃のラモー

好意的な感想として。

2019年3月20日水曜日

クリスティアン・ベザイデンホウトをAppleMusicで聴く

クリスティアン・ベザイデンホウトのフォルテピアノをいくつか聴いてみました。


パーク・パドモアの歌もとても素晴らしいものです。

2019年3月16日土曜日

コパチンスカヤのベートーベンを今更になって知る

 

2019年3月15日金曜日

コパチンスカヤのYouTube動画に仰天

 

2019年3月2日土曜日

マックス・リヒター・プロジェクト 2019

すみだ平和記念音楽祭2019の企画の一つである、すみだトリフォニーホールで開催された、ダニエル・ホープと新日本フィルハーモニーのコンサートに行ってきました。


曲はヴィヴァルディの四季から、マックス・リヒター のリコンポーズド版オリジナルの演奏。(Clala内エントリ

リヒターによるリコンポーズド版「四季」は、非常に楽しみにしていたプログラムであったのですけれど、実演に接すると、実はガッカリ感の方が強かったです。

2019年1月6日日曜日

重松清の「定年ゴジラ」を読んで〜定年本に加える

自分も会社人生での定年が近くなってきているので、定年関連の本をボチボチ読んでいます。この本も何気なくAmazonで見つけたので読んでみました。

こちらはニュータウンを舞台に、戦後の高度成長期の日本を駆け抜けた、団塊の世代の少し前の世代の物語。「終わった人」(内館牧子)「孤舟」(渡辺淳一)」もそうですが、大企業で勤めたサラリーマンが主人公です。しかし、この2冊と比べてみると、あまりにもその世界観の違いに愕然とすします(定年本2冊を読んで)。

60歳定年が当たり前で、寿命もおそらく80歳くらいなもの。長寿問題はまだ先の時代で、親の介護など現代的な問題はまだ考えられていなかった、ある意味で平和な時代の物語。日本もこの時代は、今ほどはおかしくっていなくて、定年後の有り余る時間を、家族や近隣とともに、それなりに生きることができた、もしかしたら最後の世代なのでしょう。

重松さんの語り口は、定年を迎えて行き場のない男たち(重松さんの父親世代になるそうだ)に対して、限りなく暖かい目線で物語をつくっている。ニュータウンが中心だから、親しい人との別れや、新たな出会いなどはあっても、大きな事件は起きない。日々の喜怒哀楽が淡々と描かれてい、それがしみじみと心にしみる。

主人公たちは有り余る時間を持て余しつつも、「終わった人」のような焦燥感ややり残し感に苛まれることも、妻との関係が悪化して色恋に走るようなこともしない。あるがままに、今の人生と、歩んできた人生と、今の生活を愛おしみ、そして次の世界に向かう準備をしている。あまりにも普通の生活。

こういう物語ですから、読む人の年齢や性別、キャリアによって感想は全く異なるものになるでしょう。小説の主人公のようなサラリーマン生活を送った自分でさえ、重松さんの物語を否定したくはないものの、今の時代にあっては、過去の大人のためのファンタジーとしか読めません。

この小説は「小説現代」に連載され、1998年に単行本化されたものですから、たかだか20年前、しかし20年も前の時代なんですね。あまりにも時代が変わりすぎました。小説の中にインターネットやパソコンが少しだけ登場しますが、まだ電話回線のモデム時代です。これでは昔話となっても仕方がないか知れません。

それであっても読む価値はありましたか、なぜ現代は、あの時代のような幸福を求めることができなくなったのかを、改めて問う意味でも。

2018年12月25日火曜日

吉村芳生展へのツイート

 いくつかのツイートをメモとして。

2018/12/24 吉村芳生 超絶技巧を超えて  東京ステーションギャラリー

東京駅ステーションギャラリーで開催中の「吉村芳生 超絶技巧を超えて」を見てきました。

どんな絵であるかは以下のリンクを辿れば少しは「理解」することはできます。ただ実物を見なければ「理解」はできても実感はできません。実際に、久しぶりに凄まじいものを見せられたというのが正直なところです。

2018年12月20日木曜日

2018/12/19 釘町彰 個展 Erewhon Gallery Art Composition

中央区佃にあるGallery Art Composition で開催されていた釘町彰さんの個展に行ってきました。

釘町彰さんは1968年生まれ、多摩美術大学にて日本画を専攻した後パリへ渡り、現在もパリを中心に活躍している日本画家です。私が釘町さんを知ったのは、同じくパリで活躍している建築家の田根剛さんが、釘町さんの屏風作品の台座を造ったというところから名前を知ってだったでしょうか。

田根さんと釘町さんがどこで接点を持ったのか、注目の建築家と芸術作品がどのようにコラボするのかと興味がありました。



2018年12月19日水曜日

アンドレアス・シュタイアー プロジェクト10 トッパンホール 2018/12/18

トッパンホールで開催された、アンドレアス・シュタイアーのチェンバロ演奏会に行ってきました。シュタイアーの演奏を聴くのは2013年12月11日の佐藤俊介とのデュオに続いて二度目。

「すべての全音と半音をとおして ~バッハと先駆者たち~」と題するプログラムは下記のようで非常に独創的です。プログラムには聴いたことのない曲目が並んでいるものの、これを見ただけで聴くべきと思ったものです。

2018年12月17日月曜日

2018/12/16 オオタスセリ☆台本劇場 小劇場「楽園」

下北沢小劇場「楽園」にて開催された『オオタスセリ☆台本劇場17』 に行ってきました。オオタスセリさんのひとりコントを聴くのは二度目。

本日は、スセリさん台本のコントを、三人の女優さんが演じるというもの。舞台横に台本家であり演出家であり、さらに演者であるスセリさんが見守る中でのコントです。スセリさんの突込みも鋭く、三者三様のコントを楽しむことができました。
「アンコール劇場」14:00/18:00 
出演:くじら 渡辺菜生子 金月真美 オオタスセリ
*各人長めのひとりコント。
唯一無二の存在感・くじらは「番場道子のOL日記・待ち合わせ」。
渡辺菜生子はかわいらしい声と風貌からは予想もつかない「善人のススメ」。
金月真美はお気に入りの『マチルダ」を生き生きと。
そして3人コントとオオタのコント。