2013年3月22日金曜日

会田誠展 六本木アートミュージアム

展覧会を観てのメモ。
それにしても、会田誠が六本木とはいえ、美術館で個展をやるほどにメジャーというか、世間に受容されるとは!

(以下、まとまらない雑感)

欲望と混沌の批判精神
過剰さ
エロ、グロ
明るさ、能天気、快楽でありながらストイック

圧倒的な画力、大きさとエネルギー

批判と
考えない人ということ
徹底的な自虐
幼児性と大人の表情

圧倒的な孤独と孤高。
でありつつの迎合に見える表出。

権威とか上司への挑戦
爆発、表現せずにはいられない衝動

こうして並び連ねると
芸術家であれば誰もが持つ素養

しかし、会田誠を会田誠をたらしめているのは、その過剰さと混沌。まさに歯止めを失った現代日本の表象か。
日本の膿とか上澄みが澱のように凝固して作品として結実する。

あるときは、シリアスに、あるときは目を覆うばかりの表現として。

偽悪的でありながらに純粋。

見るものの隠れた何かを刺激する。