2005年6月29日水曜日

高木綾子 福田進一/海へ

梅雨だと言うのに暑いですね、今日は35度にもなったのですとか。外に出ると熱風が全身を包みます。うんざりしながら涼を求めて新宿のHMVに入ったら、高木綾子さんの新譜が発売されていましたので思わず手に取りました。何と福田進一さんとのデュオではないですか。



ジャケットも梅雨時期なので最初は白カビが生えているのかと思ったのですが、水滴のついたガラス越のポートレートだと気付きました、とてもスィテキ(素敵)です。

さて内容ですが、ピアソラや武満徹の有名曲をはじめ、ボザやイベールなどのフルート関係者にはお馴染みの作曲家の曲や、アルゼンチンのギタリスト兼作曲家のブホール、カンヌ生まれの名ジャズ・ピアニスト、作曲家、指揮者であるボーリングの曲なども交えて楽しめるアルバムになっています。ありきたりの選曲でないところが、うれしいです。

高木綾子 福田進一/海へ
    ①ブエノス・アイレスの雲(ブホール) ②タンゴの歴史(ピアソラ) ③子守歌とセレナード(ボザ) ④イストワールより金の亀の番人、ガラスの鳥籠 (イベール) ⑤間奏曲(イベール) ⑥海へ(武満徹) ⑦ハバネラ形式の小品(ラヴェル) ⑧古き良き時代ノカンドンベ(ブホール) ⑨アイルランドの女(ボーリング)
  • 高木綾子(fl) 福田進一(g)
  • 2004年6月18~20日 スイス、ベインウィル修道院
  • コロムビア COCQ84000


高木さんのフルートは、実は生で聴いたことがないのですが、CDを通して聴く限りにおいては、独特の抵抗感のある音色に特徴があり魅力になっています。特に低音での迫力は、音楽だけを聴いているとジャケ写真のような女性が演奏しているとは思えないかもしれません。このアルバムでも、最初の曲から、歌声で言うなら「ちょっとハスキー」な感じの音色でグイグイと迫ってきます。

しかし、ここが誤解を招くと思うところなのですが、CDをヘッドフォンを通して聴くのと、ホール空間で聴くのでは全く異なったものであると思いますので、実際がどうなのかは、いつか補正しなくてはならないと思っています。

曲はどれもが良いですね、「タンゴの歴史」や「海へ」はもちろんですが、「ブエノス・アイレスの雲」や「子守唄とセレナード」などの、のびやかでゆったりとした曲も聴きこたえがあります。疲れた体が「ああ、海にでも行きてーな」と叫び始めます。いくつかの曲は楽譜でも入手して練習してみようかな、という気にさせてくれます(ボザとかボーリングとか)。

ギターの福田さんも絶妙な音色で聴かせてくれています、まさに余裕、貫禄といったものまで感じますね。福田さんの「タンゴの歴史」といえば工藤重典さんとのアルバムも実家にあるはずなので、いつか聴き比べて見ます。個々の曲の感想を書くには疲れすぎているので、これにて。

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2005年6月22日水曜日

サマー・タイムとかクール・ビズとか


今日は夏至だったんですね。イロイロと不調な上に仕事は適当に急がしく、ばたばたしております。札幌(北海道?)はサマー・タイム導入ですね。効果はいかがでしょう。


「効果」というとすぐに「経済波及効果が○○億円」とか、金に換算してしまいがちですが、なんでも金に換算しなくちゃ気が済まない。経済波及効果がないことは意味がないとでも言わんばかりのような。個人的にはサマー・タイムは歓迎ですが「意識改革」が必要なんでしょうね。


「意識改革」といえば、今日はO会長率いる某社団法人に行ったのですが、担当者はノーネクタイ+半袖でした。「クール・ビズですか?」と切り出したら「クール・ビズをまともにする余裕はないですが、会長が率先していますからね」とのこと。対する我が社の面々はダークスーツにネクタイ締めて汗かいておりました。


夕方からは、某外資系40代の執行役員を交えた社内会議をしたのですが、その方はしっかりスーツ+ネクタイ姿でしたね。対するわが社の面々も当然ネクタイ締めていたわけですが・・・(当然会議室のクーラーは全開で)


スーツ・ルックは好きですが、東京の夏にはやはりあいません。サマー・タイムも含めて何とかして欲しいものです。


(この頃ネタないんで、既出のヘタ絵と駄文で場を濁すのでありました)



2005年6月14日火曜日

僕はまだ「クラシカル・クロスオーバー・ガイド」を見ていない

iioさんのCLASSICAのエントリで紹介されていた「クラシカル・クロスオーバー・ガイド」(洋泉社MOOK)、まだ手にとっていないのですが、どうなんでしょう。


やすらぎの時間をくれる

優雅で上質な大人の音楽!

「クラシックを聴きいてみたい(だけどよく分からない)層」というのは確かに存在するはずで、それは「ベスト・クラシック100」が大ヒットしていることや、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの成功などからも伺えるのですが、それは決してクラヲタ的な追求の仕方ではなく、ちょっと高級な衣裳を身に纏いたいというような、一歩上(>クラシックが上だとはちっとも思わないが)をいきたいという願望と、ある意味でシンクロしているような気がしています。




現状の雑誌を俯瞰しますと、「レコ芸」や「クラシック・ジャーナル」は、ちっとも手引きになってくれませんし「音友」は重くて持てません。「Mostly Classic」はイイ線いくかと思ったのですが、やはり取っ掛かりにはなりにくかったようです。音楽界の中心的な話題(?)のゲルギエフもラトルも、ハーンでさえ「優雅で上質な安らぎ」は決して与えてはくれませんから、まともな方向ではクラシックに近づけません。

クラシックを新たに求めたい層は、最初からは熱い熱狂を求めていないでしょうから、ゆったりとしたリラックスタイムを過ごせる音楽、癒しの音楽というコンセプトの重量も軽そうな雑誌の作り方は、アリかなと思うあわけです(>って読んでから書けよ)。


クルマ雑誌に「日本の車雑誌は、いつの間にか車の性能をうたうことを止めて、車周辺事情へと話題を切り替えている。高級車雑誌は、さらにクルマを巡るカルチャー的なものが話題の主体だ。」みたいなことが書いてありましたが、車とか音楽を直球で勝負できないってことなんでしょうかね。


更に言うと、ヲヤジ専門のゴルフ雑誌だって、坂田信弘やレッド・ベターを延々と使ったゴルフ直球勝負のものよりも、ゴルフ周辺事情や文化的なものを主にしたものの方が、楽しそうだしょうし。

2005年6月12日日曜日

キョンファ/プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番

チョン・キョン=ファとプレヴィンの盤でプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲を聴いてみました。録音は1975年ですから、キョン=ファが27歳の演奏。キョン=ファがプレヴィンとの共演で強烈なデビューを飾ったのが1970年ですから、その5年後の演奏ということになります。

チョン・キョン=ファ/プロコフィエフ、ストラヴィンスキー
  1. プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調
  2. プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調
  3. ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

  • アンドレ・プレヴィン指揮 ロンドンso.
  • 1975年1月(No.2) 1975年10月(No.1)
  • DECCA 452 003-2


ヴァイオリ協奏曲第1番は、ヴァイオリンのあらゆる技巧が短い曲の中に詰め込まれていて、多彩な奏法が次から次へと繰り広げられる曲です。一方では「夢見るような」第一楽章の第一主題が曲全体を支配している、極めて叙情的でメロディアスな曲でもあります。この叙情性と前衛性がミックスした二面性のあるプロコフィエフらしい曲を、どう表現するかということがポイントだと思います。

キョン=ファの演奏は、そのテーマに真正面から堂々と取り組んでいるように思えます。叙情的な旋律の歌わせ方は繊細で、それでいてたっぷりと、技巧的な部分においては一転して技の切れ味も鋭く、グイグイと聴く物に迫ってくる感じです。グロテスクと評される第二楽章のスル・ポンティチェロ、コン・トゥッタ・フォルツァ(駒の近くを弾くように全力を込めて)の部分も力強く情熱的です。キョン=ファは情熱的な演奏をする印象がありますが、全体的には感情過多という程ではなく、むしろ若さとか、音楽を奏する喜びとかが伝わってくるような演奏です。だから聴いていて何だか気持ちがいい。

もっとも、この間のヒラリー・ハーンの演奏からは、もっと違ったものが聴こえてきたような気がしていたのですが、もはや確認することができません。

もうひとつの、ヴァイオリ協奏曲第2番は、第1番に比べてより前衛性が交替し、円熟と叙情性の強い曲です。プロコフィエフが亡命を終えてロシアの地に永住することを決めた心理的なものが影響しているのかもしれません。キョン=ファの演奏は、こちらも、それはそれは熱演であることに変わりはありませんが、聴いていてちょっと飽きてしまうところがある。それが曲のせいなのか、演奏のせいなのかは分かりません。何度も繰り返して聴いてしまったせいでしょうかね。

ストラヴィンスキーは機会があればということで。

2005年6月7日火曜日

ヒラリー・ハーン&N響のプロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第1番

昨月来日しN響(パーヴォ・ヤルヴィ指揮)と共演したヒラリー・ハーンによるプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番の演奏が昨夜のN響アワーで放映されました。期待して番組を観ましたが、まさにCDで聴いていたようなキレのよい演奏が展開され、会場で聴きたかったものだとつくづく後悔しました。

ハーンのヴァイオリンは、色々な人が指摘する様に技巧の正確無比さが図抜けており、輪をかけてCDのジャケットや公式サイトのイメージから硬質な演奏を想像させるのですが、しかしそれは機械的で無機質な演奏というわけではありません。今回もプロコフィエフ的な技巧的パッセージの鮮やかさとともに、ヴァイオリンを歌わせる部分においても懐の深さのようなものを聴くことができた気がします。

プロコのヴァイオリン協奏曲を演奏するのに当たってのインタビューで「印象派的なところもあれば、ロックのようなところもある」とハーンが語っていました。映像で見るハーンの演奏は実にキビキビとしていて高い運動性能を示しています。プロコフィエフの複雑なリズムと一体になっているかのような演奏からは、爽快感さえ漂います。特に第1楽章の中盤、ピチカートが荒れ狂う当たりから後半にかけての表現の適確さ、そして第2楽章は圧巻といったところ。しかも、演奏はベタベタと熱くならないところが凄い。

「印象派的」と言うところも私には分らなかったのですが、そう言われれば第1楽章後半で、フルートと絡んだするところなどは、そういう雰囲気がありますかね。プロコの音楽は印象派とは対極にあるように思っていましたから、意外でありました。もっともプロコのこの曲には、あまり親しんでいるわけではありませんので、機会があれば他の演奏で聴いてみたいと思います。

2005年6月4日土曜日

オー・マイ・ガーーッ! 高木綾子さんのブログ

音楽界の動向から遠ざかっていて、ヲジさん見落としていたよ。フルーティストの高木綾子さんがブログをはじめていたんだ!


有名人ブログは花盛りで、ちょっとなァと思っていたのですが、ヲジさんは許す。ブログのデザインが少々悪かろうが、あまりめぢゃーでないブログ・サービスだろうが認める、毎日通うっ! ヲジさんも村治佳織さんとツーショット撮りたいっ!(イヤ、スリーショットがいいっ) 東京フィルの斉藤和志さんと焼肉食いたいっ・・・かは微妙っ!


さすがに、こんな内容でTBする勇気はヲジさんには、ない。



2005年6月2日木曜日

歌舞伎役者が演じるから歌舞伎

「野田版研辰の討たれ」が賛否両論であり、私の中でも評価が分かれている事は以前書きました。戸板康二の「続歌舞伎への招待」も読了し、通勤電車の中とかトイレの中とかであれこれ考えているんですが、考えはまとまりません。




ひだまりのお話しというブログで、4回にわたり劇話「歌舞伎の今日性『研辰の討たれ』とするエントリが掲載されていました。歌舞伎とオペラのありようなど比較しながらの論は興味深く拝読しました。


タイムマシンでもなければ体験できない200年前の芝居小

屋の雑然として猥雑なアナーキーさこそがエネルギーの根源

だっただろうと想像されるかつての歌舞伎のような公演が、

今月の『研辰』であったことは疑いようがない。



これは第1回目のエントリです。歌舞伎のもつ猥雑なアナーキーさは歌舞伎成立史を考慮するとその通りなのですが、歌舞伎としてのエッセンスは一体どこにあるのか、どこまでが歌舞伎として許容されるのかということが、私の最大の関心事でありまして。なぜならば、この点をはずしてしまうと、歌舞伎を観る意味そのものが曖昧になってしまうからです。


オペラへの新演出は最近では意表をつくものが多いようですが、音楽はあくまでもワーグナーであり、ヴェルディのものです。「野田版」はバイロイト祝祭管弦楽団&合唱団を使って劇団四季のミュージカル演じても「クラシック」なのかと問い始めることに近いのですが、一方でこういう問いそのものが愚問のような気がしてもくるんですね。


何を表現していればギリギリに歌舞伎(あるいはクラシック)足りえるのかを問うているのですが、音楽と演劇と映画と読書の日々というブログでの


この作品は、野田舞台を歌舞伎役者が演じているから歌舞伎なのであって、もしそうでなければ普通に舞台作品として成り立つ作品だと思う。


という認識は、最初に提示していた回答の一つではあるものの、この言い切りは潔く、一刀両断にしてこれ以上詮索しても無意味であろうかと思わせる説得力を感じましたです。

歌舞伎役者が演じるから歌舞伎

「野田版研辰の討たれ」が賛否両論であり、私の中でも評価が分かれている事は以前書きました。戸板康二の「続歌舞伎への招待」も読了し、通勤電車の中とかトイレの中とかであれこれ考えているんですが、考えはまとまりません。




ひだまりのお話しというブログで、4回にわたり劇話「歌舞伎の今日性『研辰の討たれ』とするエントリが掲載されていました。歌舞伎とオペラのありようなど比較しながらの論は興味深く拝読しました。


タイムマシンでもなければ体験できない200年前の芝居小

屋の雑然として猥雑なアナーキーさこそがエネルギーの根源

だっただろうと想像されるかつての歌舞伎のような公演が、

今月の『研辰』であったことは疑いようがない。



これは第1回目のエントリです。歌舞伎のもつ猥雑なアナーキーさは歌舞伎成立史を考慮するとその通りなのですが、歌舞伎としてのエッセンスは一体どこにあるのか、どこまでが歌舞伎として許容されるのかということが、私の最大の関心事でありまして。なぜならば、この点をはずしてしまうと、歌舞伎を観る意味そのものが曖昧になってしまうからです。


オペラへの新演出は最近では意表をつくものが多いようですが、音楽はあくまでもワーグナーであり、ヴェルディのものです。「野田版」はバイロイト祝祭管弦楽団&合唱団を使って劇団四季のミュージカル演じても「クラシック」なのかと問い始めることに近いのですが、一方でこういう問いそのものが愚問のような気がしてもくるんですね。


何を表現していればギリギリに歌舞伎(あるいはクラシック)足りえるのかを問うているのですが、音楽と演劇と映画と読書の日々というブログでの


この作品は、野田舞台を歌舞伎役者が演じているから歌舞伎なのであって、もしそうでなければ普通に舞台作品として成り立つ作品だと思う。


という認識は、最初に提示していた回答の一つではあるものの、この言い切りは潔く、一刀両断にしてこれ以上詮索しても無意味であろうかと思わせる説得力を感じましたです。

2005年6月1日水曜日

クラシック選曲集CD「ベスト・クラシック100」

以前classicaで話題になっていました東芝EMIの「ベスト・クラシック100」が売れに売れているのだそうです。

ビバルディ「四季」、ベートーベン「運命」、ホルスト「惑星」など、定番の100曲を収録。のべ約7時間分の6枚組にもかかわらず、3000円という前代未聞の価格もあり、発売約1カ月半で約15万セットを売り上げた。

「ちょっとだけクラシックを聴きたい」人とか、「長ったるい一曲丸ごと(楽章であっても)なんて聴く気ないけれど、有名でオイシイところだけなら聴きたい」「ちょっと文化的だし教養にもなるし」と考える人は多いんだと思います。「どっかで聴いたことある」という曲ばかり集めているようで、そいういう意味からは、まさにツボをついた企画かも知れず。

しかし、リストをざっと眺めてみましたが、知らない曲(聴けば分るかもしれない)、曲調が思い出せない曲も結構あります。「俺ってホントにクラシックファン?」と思ってしまいました。

通称「ブルマラタコ」から、ブルックナーが落ちたのはやはりでしょうか・・・(^^;;; フランス系ではラヴェルも落ちたりするんですね。プッチーニ、ヴェルディ、ビゼーは数曲エントリされているもののワーグナーはなし。

選曲を眺めますと色々考えさせてくれます。CD1枚当たり75分とすると1曲当たり約4分半ということになりますから、ブルックナーやワーグナーがないのは、むべなるかな。4分半ならば、ケージの《四分三十三秒》を是非いれて欲しかったですな。

テーマ毎にCD6枚に分けられているのですが、名前順(和標記)でソートかけた結果を以下に記載しておきましょう。

  1. J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 第2楽章(メニューイン、クリスティアン・フェラス他)
  2. J.S.バッハ:G線上のアリア(マリナー&アカデミー室内管弦楽団)REALWMP
  3. J.S.バッハ:ゴルドベルク変奏曲よりアリア(ジュリア・ソーントン)
  4. J.S.バッハ:シオンに至る汝らの門より (南ドイツ・マドリガル合唱団他)
  5. J.S.バッハ:トッカータとフーガ(ウェイン・マーシャル)REALWMP
  6. J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びを (マリナー&アカデミー室内管弦楽団)
  7. J.シュトラウス:ラデツキー行進曲(ボスコフスキー&ウィーン・ヨハン・シュトラウス管)
  8. J.シュトラウスII:美しく青きドナウ(カラヤン&ベルリン・フィル)
  9. アダン:クリスマスの歌~聖らに星すむ今宵(ロベルト・アラーニャ他)
  10. アルビノーニ:アダージョ(マリナー&アカデミー室内管弦楽団)
  11. アレグリ:ミゼレーレ(キングス・カレッジ合唱団他)
  12. ヴィヴァルディ:「四季」より「春」より(メニューイン他)REALWMP
  13. ウィリアムス:シンドラーのリストのテーマ(タスミン・リトル他)
  14. ヴェルディ:「アイーダ」より凱旋行進曲(ムーティ&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団)
  15. ヴェルディ:我は嘆く(レクイエムより)(パヴァロッティ、ムーティ他)
  16. ヴェルディ:行け、我が想いよ、黄金の翼にのって(歌劇ナブッコより)(ハイティンク&コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団)
  17. ヴォーン=ウィリアムズ:グリーンスリーヴス幻想曲(バルビローリ&シンフォニア・オブ・ロンドン)
  18. ヴォーン=ウィリアムス:揚げひばり(終結部)(ナイジェル・ケネディ他)
  19. エルガー:ニムロッド(エニグマ変奏曲より)(ボールト&ロンドン交響楽団)
  20. エルガー:威風堂々より行進曲1番(終結部)(デイヴィス&ロンドン・フィルハーモニー管)
  21. グノー:オラトリオ「死と生」より(ハンドフォード、ハレ管弦楽団)
  22. グノー:サンクトゥス(聖セチリア・ミサより)(ハルトマン他)
  23. クラーク:トランペット・ヴォランタリー(アンドレ、ジェーン・パーカー=スミス)
  24. グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調より第1楽章(冒頭)(ウーセ&ロンドン交響楽団)
  25. グリーグ:朝 (ペール・ギュントより)(マリナー&アカデミー室内管弦楽団)
  26. グルック:エウリディーチェを失って(歌劇オルフェオとエウリディーチェより)(バルツァ、ムーティ&フィルハーモニア管)
  27. グルック:精霊の踊り(オルフェオとエウリディーチェより)(ムーティ&ニュー・フィルハーモニア管)
  28. クワラントット:タイム・トゥ・セイ・グッバイ(デイヴィッド・アベル&管弦楽団)
  29. サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」(終結部)(プラッソン&トゥールーズ)
  30. シベリウス:フィンランディア(バルビローリ&ハレ管弦楽団)
  31. シベリウス:組曲「カレリア」より行進曲風に(バルビローリ&ハレ管)
  32. シューベルト:アヴェ・マリア(デイム・ジャネット・ベイカー、ジェラルド・ムーア)REALWMP
  33. シューベルト:ドイツ語ミサよりサンクトゥスD,872(マイヤー、ベルリン交響楽団他)
  34. ショスタコーヴィチ:ロマンス(タスミン・リトル)
  35. ショパン:ピアノ協奏曲第1番第2楽章より冒頭(オールソン、ポーランド国立交響楽団)
  36. チャイコフスキー:あし笛の踊り(くるみ割り人形より)(プレヴィン&ロンドン交響楽団)
  37. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番より第1楽章(プレヴィン&ロンドン交響楽団)
  38. チャイコフスキー:ロメオとジュリエットより幻想曲(抜粋)(ヤンソンス&オスロ・フィル)
  39. チャイコフスキー:花のワルツ(くるみ割り人形より)(プレヴィン&ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団)
  40. チャイコフスキー:序曲「1812年」終結部(ヤンソンス&オスロ・フィル)
  41. チャイコフスキー:白鳥の湖より情景(プレヴィン&ロンドン交響楽団)REALWMP
  42. ドヴォルザーク:月に寄せる歌(歌劇ルサルカより)(ルチア・ポップ他)
  43. ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第2楽章(冒頭)(ヤンソンス&オスロ・フィル)REALWMP
  44. ドビュッシー:月の光(モーラ・リンパニー)REALWMP
  45. ドリーブ:花の二重唱(歌劇ラクメより)(メスプレ、ロンバール他)
  46. バーバー:弦楽のためのアダージョ(オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団)
  47. ハイドン:天は神の栄光を語り(天地創造より)(ウィルコックス、アカデミー室内管弦楽団他)
  48. バイレロ~オーヴェルニュの歌(伝承歌)(ヴィクトリア・ロスアンヘレス他)
  49. ハチャトゥリアン:アダージョ(スパルタクスより)(テルミカーノフ&ロイヤル・フィルハーモニー管)
  50. パッヘルベル:カノン(マリナー&アカデミー室内管弦楽団)REALWMP
  51. ビゼー:花の歌(歌劇カルメンより)(ゲッダ、プレートル他)
  52. ビゼー:聖なる神殿の中で(二重唱)(真珠採りより)(ゲッダ、デルヴォー他)
  53. フォーレ:イン・パラディスム(レクイエムより)(キングス・カレッジ合唱団他)
  54. フォーレ:ピエ・イエス(レクイエムより)(クリュイタンス、ヴィクトリア・デ・ロスアンヘレス他)
  55. フォーレ:ラシーヌ雅歌(ダウンサイド・アビーの僧及び少年合唱団)
  56. プッチーニ:可愛がって下さいね(歌劇 蝶々夫人より)(レナータ・スコット他)
  57. プッチーニ:私のお父さん(歌劇ジャンニ・スキッキより)(アンジェラ・ゲオルギュー他)REALWMP
  58. プッチーニ:誰も寝てはならぬ(歌劇トゥーランドットより)(ホセ・カレーラス他)
  59. プッチーニ:冷たい手を(歌劇ラ・ボエームより)(ロベルト・アラーニャ他)
  60. フランク:パニス・アンジェリクス(ハレ合唱団&管弦楽団)
  61. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番より第2楽章(冒頭)(メニューイン他)
  62. プロコフィエフ:トロイカ(テンシュテット&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)
  63. プロコフィエフ:ロメオとジュリエットより(ムーティ&フィラデルフィア管)
  64. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」(モーラ・リンパニー)
  65. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第1楽章(抜粋)(ギレリス、セル&クリーヴランド管)
  66. ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」より第1楽章(ザンデルリンク指揮)REALWMP
  67. ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」第5楽章(ムーティ&フィラデルフィア管)
  68. ベートーヴェン:交響曲第7番第2楽章(抜粋)(ザンデルリンク他)
  69. ベートーヴェン:交響曲第九番より「喜びの歌」(ムーティ&フィラデルフィア管)REALWMP
  70. ベルリーニ:清らかな女神よ(歌劇ノルマより)(マリア・カラス他)
  71. ベルリオーズ:羊飼いの聖家族への別れ(キリストの幼時より)(クリュイタンス他)
  72. ヘンデル:オンブラ・マイ・フ(歌劇セルセより)(リチャード・ルイス他)
  73. ヘンデル:サラバンド(ブリジャー&アカデミー室内管弦楽団)
  74. ヘンデル:シバの女王の入城(マリナー指揮・アカデミー室内管弦楽団)
  75. ヘンデル:ハレルヤ・コーラス(メサイヤより)(アンブロージアン・シンガース、マッケラス&イギリス室内管弦楽団)REALWMP
  76. ヘンデル:われは知る、わが主は生きたもうことを(エリザベス・ハーウッド他)
  77. ヘンデル:司祭ザドク(A.デイヴィス&ロンドン・フィル)
  78. ホーナー:マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(映画タイタニックより)(デイヴィッド・アベル&管弦楽団)
  79. ホルスト:惑星より「ジュピター」(終結部)(ラトル&バーミンガム市交響楽団)REALWMP
  80. ボロディン:だったん人の踊り(イーゴリ皇より)(ビーチャム&ロイヤル・フィル)REALWMP
  81. マーラー:交響曲第5番第4楽章アダージェット(終結部)(バルビローリ&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団)
  82. マイヤース:カヴァティーナ(映画ディア・ハンターより)(バルエコ)
  83. マスカーニ:インテルメッツォ(歌劇カヴァレリア・ルスティカーナより)(ムーティ&フィルハーモニア管弦楽団)
  84. マスネ:タイスの瞑想曲(アンネ=ゾフィ・ムター、カラヤン&ベルリン・フィル)
  85. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 第2楽章より(メニューイン他)
  86. モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲(コリン・デイヴィス&ロイヤル・フィルハーモニア管)REALWMP
  87. モーツァルト:Laudate Dominum(証聖者の荘厳な晩とうより)(ヨッフム他)
  88. モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス(キングス・カレッジ合唱団他)
  89. モーツァルト:クラリネット協奏曲より第2楽章(ザビーネ・マイヤー)
  90. モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番より第2楽章(ハフ、ハレ管)
  91. モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 第2楽章より(ジェイムズ・ゴールウェイ、カラヤン&ベルリン・フィル)
  92. モーツァルト:ホルン協奏曲第4番第3楽章ロンド(マリナー指揮)
  93. モーツァルト:ラクリモーザ(レクイエムニ短調より)(ベル、ウェルザー=メスト&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団)
  94. ラフマニノフ:パガニーニの主題による変奏曲(ウーセ、ラトル&バーミンガム市交響楽団)
  95. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番より第2楽章(冒頭)(ウーセ、ラトル&バーミンガム市交響楽団)
  96. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番より第1楽章(冒頭)(ルディ、ヤンソンス)
  97. リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード(冒頭)(ムーティ&フィラデルフィア管)
  98. レハール:昔ある所にヴィリアという森の妖精が(喜歌劇「メリー・ウィドウ」より)(エリザベート・シュワルツコップ他)
  99. ロッシーニ:絹のはしご 序曲(ポーランド室内管弦楽団)
  100. ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より第2楽章(冒頭)(ブリーム、ラトル&バーミンガム市交響楽団)