渋谷タワーへ。ゲルギのマーラーがちょっと気になったので、1番を試聴。1楽章と終楽章をつまみ聴きしてみました。確かにこれはカロリーたっぷりの騒々しい演奏。6番も賛否両論で評価は分かれたというが、1番も好みは分かれそうです。
ゲルギエフは私的にはかつてのイチオシ指揮者でありましたが、聴者によって思い入れの多いマーラーとなるといかがなものでしょう。イロイロな解釈はあっていいし、現代におけるマーラーの音楽に対する問題提起があってもよいとは思います。ただしゲルギエフのパワーを受け入れる体力は今はないということで見送り。
エンリコ・ガッティのヴィヴァルディも発売されており、これは購入せねばなるまい、と強く思うものの、財布を覗くと野口英世が淋しげに笑っているのみ、ガッティにもまたねと淋しく手を振るのでありました。