日本初の写実絵画専門美術館としてオープンしたホキ美術に行ってきました。設計は日建設計の山梨知彦氏ということで、建築業界的にも話題の建物です。
ギャラリーには、これでもかとばかりに、写真とも見紛うばかりの大作が並んでおり壮観です。
しかし美術館を歩み進めるうちに、何となく重い気持ちになってきました。
そのまとまらない感想のメモです。
- 写実絵画の「気持ち悪さ」「違和感」
- 特に、森本氏の絵など。
- 女性を「静物」とみなしているのではないか。
- 肖像画ではない、愛でる対象物としての女性。
- 対象に対する愛
- 老人の妄想、理想化された女性像、こんな女性、今時いないだろうみたいな。
- ひとつの「顔」の女性を描き続けること
- 老人になっても「女性」「性」を求めることのいやらしさ、あるいは醜さ
- モデルが家族か、単なる雇われのモデルか
- 女性の無防備さ、意味のないポーズ
- 自らの技量に対する執着
- 蝋人形のような
- 一点のしみも曇りもない女性像
女性から見たどうなんでしょうかね。