歌舞伎座で新春大歌舞伎を鑑賞してきました。実のところ、私にとってはこれが初の歌舞伎鑑賞となります。昼の部は4階の幕見席で最初のニ演目、夜の部は3階席にて三演目を鑑賞。一日じゅう歌舞伎の世界のどっぷり。ああ、何て幸せな世界なんでしょう、これではハマる人が居るのも分かります。
松廼寿操三番叟での三番叟演じる染五郎の踊りの軽妙さ、梶原平三誉石切での梶原平三役の吉右衛門の貫禄、鳴神での鳴神上人演ずる三津五郎の大見得、土蜘蛛での吉右衛門らの大立ち回り、そして魚屋宗五郎での幸四郎の酒乱ぶり。どれを取っても楽しめ、今でも頭の中で囃子や化粧声、ツケの響きなどが頭の中で鳴っています。演目は下記。
��昼の部>
- 松廼寿操三番叟 長唄囃子連中
- 梶原平三誉石切 一幕
- 盲長屋梅加賀鳶 四幕六場
- 女伊達 長唄囃子連中
<夜の部>
- 鳴神 一幕
- 土蜘 長唄囃子連中
- 新皿屋舗月雨暈(魚屋宗五郎) 二幕
それに歌舞伎座内の売店には、その場で焼いている人形焼、きんつば、鯛焼きなどの餡ものが所狭しと並んでいて、甘党なら一瞬でクラクラしそうな空間が展開されています。嗚呼、暖かい"きんつば"のしっとりとした肌さわり!かくいう私もクラクラし通しでした。
で、帰ってTV付けたら、中村勘九郎がSMAPの香取クンと歌舞伎について語っていました、歌舞伎を盛り上げようとしているようですね。
いままで、こんな世界をしらなんだとはァァァ~、ほんに、なんと、おろかなことざんしょオオ~。テケテンテンテン・・・イ ヨオーっ! 「成駒屋!」 ああ、おいらもはやく掛け声を掛けてみたいものよのう>早すぎるって。
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