写真家の田中信明さんの写真に対する考え方に共感するところが多い。
発言は過激だが、日本の写真界(あるいはカメラ界と言ってもいいかもしれない)に対する、根強い不信感、不満感。そしてカメラ業界に踊らされている、日本のアマチュア写真界を、非常に深く憂いている。
あくまでもカメラは道具でしかなく、高いカメラ、最新のカメラを手に入れれば、あるいは、うまく写っている写真のデータ(露出、絞り、ISOその他モロモロ)を真似れば、よい写真になるという多いなる勘違い。
写真がアートとしてあるいは芸術として認められないことに対する憤り。
写真は他者に対するプレゼントという考え方が、余りにも当たり前すぎて素敵です。
いやはや、とても発言はとても尖っていますが、きっとご本人は、とても優しい方だと思います。
- アルバムと写真集は違うということ
- 作品は人に見せるもの
- 写真を撮って自分でため込む人
- 写真はプレゼント、作品は見る人がどう思うかということを常に意識。
- 自分よがりの写真はNG
- 撮られる人のことも考える
- 写真を撮るということは、撮影者を観察されているということ
- カメラや機材が好きという人
- 写真を撮るという行為そのものが好きなだけの人
- 良い写真とは、取る前にイメージができている、撮りたい、つくりたいイメージが先にある
- ファインダーを覗いて考えるのではない
- 事前にシミュレーション
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