2015年7月10日金曜日

2015/07/10 トレヴァー・ピノックのJ.S.バッハ「ロ短調ミサ」紀尾井ホール

紀尾井シンフォニエッタ東京 紀尾井ホール 創立20周年記念 特別演奏会 

  • 紀尾井ホール 
  • トレヴァー・ピノック
  • J.S.バッハ ロ短調ミサ







  • 紀尾井ホール・紀尾井シンフォニエッタ東京
  • 創立20周年記念 特別演奏会
  • 2015年7月10日(金) 開演:19時
  • 主催:新日鉄住金文化財団
  • 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

トレヴァー・ピノックの J. S. バッハ「ロ短調ミサ」

紀尾井ホールと紀尾井シンフォニエッタ東京創立20周年に当たって、バッハ演奏の大家、トレヴァー・ピノックを迎え、バッハの壮麗な「口短調ミサ」で喜びの時を分かち合います。
ピノックは、イングリッシュ・コンサートとともに数々の録音で名演を残していますが、「口短調ミサ」をはじめとするバッハの主要な声楽作品は、BBCプロムスで実演と放送では取り上げられたものの、録音では聴くことができません。今回はピノックの「口短調ミサ」を聴くことができる貴重な機会です。
声楽には、ソリスト・合唱ともに、若手でありながらバッハの宗教作品のスペシャリスト達を迎えます。

出演者

トレヴァー・ピノック(指揮), 紀尾井シンフォニエッタ東京(Orch), 澤江衣里(ソプラノ), 藤崎美苗(ソプラノ), 青木洋也(アルト/カウンターテノール), 中嶋克彦(テノール), 加耒 徹(バス), 紀尾井バッハコーア[バッハ演奏で活躍する若手声楽家による特別編成の合唱団]

曲目

- J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232

- 【備考】表示のある曲は試聴できます。詳細はこちら。

チケット料金(税込)

S席 8,000円
A席 7,000円
B席 5,500円
学生優待A席 3,000円
学生優待B席 2,000円

出演者プロフィール

- トレヴァー・ピノック(指揮)
トレヴァー・ピノックは、チェンバロ奏者としての活動とともに、1972年に古楽オーケストラ「イングリッシュ・コンサート」を創設し30年聞率いてきた。現在は、その活動の幅を広げ、独奏、室内楽や数々の教育プロジェクトのほか指揮者として活躍、2014-15シーズンには首席客演指揮者を務めるモーツァルテウム管弦楽団、ドイツ・カンマーフィル、ロス・フィル、ゲヴァントハウス管ほかに出演を予定。紀尾井シンフォニエッタ東京への客演はオール・モーツァルト・プログラムでの2004年と2012年に続き3回目となる。
最近では、エマニュエル・パユの独奏でポツダム・カンマーフィルとともにC.P.E.バッハのフルート協奏曲を録音、また、王立音楽院のソリストたちとともにシェーンベルクの私的演奏会のために編曲された作品を録音し、そのドビュッシー、マーラー、ブルックナーの録音は高く評価されている。
1992年大英帝国勲章CBE、1998年フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。
トレヴァー・ピノック(指揮)
©三好英輔

    - 澤江衣里
(ソプラノ)
島根県益田市出身。国立音楽大学声楽科首席卒業、武岡賞受賞。東京藝術大学大学院修士課程及び博士課程修了。英国人作曲家R・クイルターの歌曲を研究し、博士号(音楽)を取得。声楽を佐藤峰子、永井和子の両氏に師事。現在、東京芸術大学声楽科教育研究所助手。J・S・バッハ《マタイ受難曲》《ロ短調ミサ》やカンタータ、モーツァルト《レクイエム》《ハ短調ミサ》、ハイドン《天地創造》、メンデルスゾーン《讃歌》、サンサーンス《クリスマス・オラトリオ》、ブラームス《ドイツレクイエム》等のソロを務める他、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の声楽メンバーとして国内外の演奏会や録音に参加している。2012年、BCJ主催のメンデルスゾーン《パウルス》ではソプラノソロを務め、好評を博した。第79回日本音楽コンクール声楽部門第二位入賞。第11回東京音楽コンクール二位入賞(最高位)。
©篠原栄治

- 藤崎美苗
(ソプラノ)
岩手大学教育学部卒業、東京藝術大学声楽科卒業、同大学院独唱課程修了、同大学院古楽科にも在籍した。第10回友愛ドイツ歌曲コンクール第2位入賞。宗教曲や歌曲を中心に活躍している。2002年よりバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会及び録音に声楽メンバーとして参加しており、東京公演「マタイ受難曲」や、ドイツ公演「ミサ曲ロ短調」などでソリストを務めている。またジョシュア・リフキンと「結婚カンタータ」を共演している。
©篠原栄治

    - 青木洋也
(アルト)
東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ傍ら、ボーイ・ソプラノとして東京少年少女合唱隊時代より活躍。東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。宗教音楽を専門とし、J. S. バッハの《マタイ》《ヨハネ》の両受難曲や、多数のカンタータ、そしてヘンデルの《メサイア》、《テオドーラ》など、オラトリオやカンタータの独唱をつとめる。2014年2月に発売したソロアルバム「イギリス・リュート歌曲」(Regulus)はレコード芸術誌において特選盤に選ばれる。
©篠原栄治

- 中嶋克彦
(テノール)
東京藝術大学大学院修士課程修了。同大学院博士課程修了、博士号取得。2012年より文化庁在外派遣研修員としてドイツに1年間留学、マインツ音楽大学のバロック声楽コースにて研鑽を積んだ。宗教曲やコンサートのソリストとして多数出演しているほか、バッハ・コレギウム・ジャパン、声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」のメンバーとして活動している。オペラでは、第50回東京藝術大学大学院オペラ定期公演モーツァルト『コシ・ファン・トゥッテ』のフェルランド役でオペラデビュー。その後、新国立劇場や東京室内歌劇場をはじめ様々な舞台に出演している。

    - 加耒 徹
(バス)
福岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修士課程独唱科を首席で修了。大学院アカンサス賞受賞。二期会研修所マスタークラスを総代にて修了し川崎靜子賞を受ける。第20回友愛ドイツリートコンクール第2位。新しい声2013国際コンクール日本人男性初のセミファイナリスト。歌曲を中心に演奏するほか、オラトリオやオペラでも幅広いレパートリーに定評がある。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバー。フェリス女学院大学非常勤副手。桐朋学園大学嘱託演奏員。二期会会員。2014年シャネル・ピグマリオン・デイズアーティスト。
公式ブログ→ http://ameblo.jp/kakutoru/
©Kei Uesugi

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