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2001年8月26日日曜日

ついにヤマハのレッスン休会にいたる

このごろ業務とプライベート両面が多忙につき、ヤマハのレッスンも月一度受けられれば良い方になってしまった。月一度に30分のレッスンで1万数千円のレッスン料は非常に高額であるので、熟慮した末、休会届を提出した。したがって、本日がヤマハでの小松先生のレッスンは最後となる。

最後だということだが、レッスン内容は相変わらず。吹ける曲が今はヘンデルしかないんでG-mollのOp1.Nr.2を通しで吹いてみる。指使いはそれほど難しくはないが、装飾を入れたりしてセンスよく吹くにはまだ程遠い状態。特にAdagio楽章を、自分で変装を加えて吹くというのは苦手だなあ。アーティキュレーションもまた先生と復習して色々試してみる。これもどうフレーズをつなげるかひとつで、曲のイメージが変るものだ。ここら当たりもセンスなのかなと思う。

小松先生のレッスンをはじめて、おそらく3年くらいになるのだが、ヤマハでの発表会も二度出たし、レッスンもガリボルディから始めてまあよくここまで続いたなとも思う。でも、ここから先に進むというのは、ひとつの壁を乗り越えないとダメなんだろうなと思い始めたことも確かだ。

ここから先というのは、分かりやすく言うと教則本的に言えば、ケーラーのミディアム・エクササイズに入る前というか、アルテスで言ったら2巻というところだろうか。アルテスの2巻は一通り習ったのだけど、指定テンポで正確に吹けたかというと、全くもって情けないばかりで、もう一度最初からやり直してもいいくらいの出来である。

教則本や練習曲を吹きたいからフルートを始めたわけではないのだが、基礎的な指の動きというのは、どうしてもネックになるし、T&Gみたいな地道な練習が是非とも必要なわけだ。

というわけで、レッスンがあると思うと笛も持って練習もするのだけど、レッスンをこなすだけの練習になりがちだし、これを機会に、もう一度やり直してみようかなと思っているところである。

しかし、趣味なんで急ぐ必要はないと思うものの、指や歯や肺が健在で笛をいつまで吹けるのかと考えたら、他の楽器よりは満足できる年数て短いような気がする。

学生時代にオケとかやっていれば、アマチュアオケとかに入りたいと思うけど、それも無理っぽいし、同じレベルの人とアンサンブルなんかできればいいと思うけど、時間・空間・人・スキル的に難しい。

私の習っていた小松先生は、確か今現在で72歳のはず。結構もう、いいおじいさんなんだけど、肌艶はいいし白髪のきれいなヘアスタイルで、姿勢なんかもしゃきっとしていて、しかも指も私より回るてんだから、うらやましいていうか、尊敬しちゃうよね。笛を吹くという行為と、レッスンで色々な人に常に接しているというのが、いつまでも若さを保っているのだろうな。


小松先生には、フルート協会でまた会う機会もあるけれど、とりあえずはありがとうございました。



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