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2007年5月7日月曜日

連休の終わりにシェーファー

今年もGWは終了。有楽町方面の熱狂は今年も全くスルー。来年こそ熱狂デビューできることを、ひそかに期待しながら、さて明日から仕事である。別に今更憂鬱にもならないが、初日からトップ・ギアで月末まで走らないと間に合わないだろうことは予想され、やれやれではある。

ということで、クリスティーネ・シェーファーを数枚聴いている。まずはNMLで、バッハやハイドン、メンデルスゾーンを。

バッハはコーヒー・カンタータも良いが、結婚カンタータの方がレチタティーヴォを含めシェファーの歌声を堪能できる。

続いてHMVでゲットしておいたシューベルトとシェーンベルク。


        
  • 457 630-2 シェーンベルク:月に憑かれたピエロ/ブーレーズ
  • C450971A シューベルト:歌曲集

シェーファーは、クラ系ブログでもチラホラ話題に上る期待の歌手(例えばここ→Takuya in Tokyo)。薦められるままにNMLでシューベルトの「冬の旅」を聴いて以来、その歌声が気になって仕方がないのである。古楽やロマン派も良いが、やはり予想に違わず現代曲も素晴らしい。彼女の硬質にしながらリリカルな歌声は確かに現代的であるように思える。ただし、感想を書けるほどには至っていないので、これにて。

これもTakuyaさんのブログで知ったのだけど(→http://blog.livedoor.jp/takuya1975/archives/50324383.html)、古楽と現代曲しか聴かないクラシック・ファン(「中抜き」)というのが存在するらしい。私の知る知人には居ないが、著名人では石田衣良氏などがその典型なのだろう。彼の小説は読んだことがないので分からないが、外見から判断する限り、テンシュテットのマーラーとか聴いて泣いたりはしないのだろうな・・・と。

1 件のコメント:

  1. トラバありがとうございます。私の方からも、ずいぶん前に書いた開店休業中のブログの方から、該当しそうなトラバを飛ばさせていただきました。
    「気になって仕方がない」というのは、よくわかります。
    yukihiroさんもそろそろ、シェーファーが帯びている「他の誰でもなく、彼女にしか表現できないオンリーワンの魔力」に、取り憑かれ始めているのかもしれませんね!
    私も、最近自宅で聴くCDは、7割方「中抜き」になりつつあります。自宅では、リラックスしてあんまり感情移入しなくても聴ける曲がいいなあ・・・と。一方、コンサートではそういうロマン派を中心にして、思いっきり非日常性を楽しむというか、ロマン派音楽の「劇場性」みたいなのに浸ってみるということで、一種の「棲み分け」のようなものが出来つつあります。

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