ダイエット本として、かなり売れている様子。classicaのiioさんや#credoのkimataさんも紹介している*1)。私の体形はメタボとは程遠い「痩せ型」であるため本書は無縁と思ったものの、気になる部分もあったため、書店で立読の斜め読み。
成る程、単なるダイエット本かと思いきや。たしかにテクニカルな点ではダイエット本だが、その骨子は昨今の「見た目主義」の風潮に乗った論調。自分自身の「ダイエット」、自己への投資ということ。
成果を上げてもデブだと損、デブはマイナスイメージがある、見た目が大事、デブは損だから痩せましょうと説く。人を動かすには損得感情に訴えなくてはダメということか。あるいは人を動機づけるものは、損得を越えて人から賞賛されるということか。デブから痩せることは、その一助になるのだと。
痩せるテクニックは記録すること、すなわち目標設定と「見える化」で目新しいものはない。あるいは、ビックマックを食べたくて我慢するのではなく、一口食って後は捨てるのだとか。
しかし・・・、極端なデブは別として、痩せることは本当に自己投資なのか?単なるメタボ協奏曲に乗った動きでしかないのではないか?というギモンがないわけでもない。
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- http://www.classicajapan.com/wn/archives/001482.html
- http://blog.livedoor.jp/credo5026/archives/50910016.html
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